今年、SUBARU XV 2.0e-L EyeSight のスタッドレスへの交換をしましたので、備忘録を残しておきます。
ホール選びから、結構いろいろ調べました。
みなさんのご参考になれば幸いです。
1インチダウンサイズを選択
まず、2.0e-L EyeSight には17インチ仕様と、18インチ仕様があるので要注意です。
以下はSUBARU XV車両仕様情報(GT型Eタイプ 2020/10発売~)より参照しました。
車種 | タイヤサイズ | ホイールサイズ | ホイール重量(kg) | インセット(mm) | PCD(mm) | ハブ径(mm) | 穴数 | 前輪空気圧(kpa/㎏f/㎠) | 後輪空気圧(kpa/㎏f/㎠) |
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1.6i EyeSight | 225/60R17 99H | 17×7J | 9.2 | 55 | 100 | 56 | 5 | 230(2.3) | 220(2.2) |
1.6i-L EyeSight | 225/60R17 99H | 17×7J | 9.2 | 55 | 100 | 56 | 5 | 230(2.3) | 220(2.2) |
2.0e-L EyeSight | 225/60R17 99H | 17×7J | 9.2 | 55 | 100 | 56 | 5 | 230(2.3) | 220(2.2) |
2.0e-S EyeSight | 225/55R18 98V | 18×7J | 11.5 | 55 | 100 | 56 | 5 | 230(2.3) | 220(2.2) |
Advance | 225/55R18 98V | 18×7J | 11.5 | 55 | 100 | 56 | 5 | 230(2.3) | 220(2.2) |
私の車両は、225/55R18仕様でした。
今回、スタッドレスにするに当たり、雪道でのグリップ性能、乗り心地、タイヤのコストパフォーマンスなどを考慮し、インチダウンすることにしました。
サイズは、225/60R17です。
インチダウンした時に注意することは、タイヤの外周が同じになるように、タイヤサイズを変更します。
なので、55扁平から60扁平になりました。
高速性能より、デコボコした雪道での安定性を重視しました。
スタッドレスだと余計に、ふにゃふにゃした乗り心地に感じられます。
ホイール選びの要点
押さえるべき寸法は
ホイールのオフセット:55
PCD(取り付け穴のピッチ):100mm
センターハブ径:56mm
ホイール取り付け穴数:5穴
センターハブ径について
ホイールの真ん中の大きい穴です。
SUBARU XVの純正は56mmなので、これより大きいサイズなら装着可能です。
センターハブ径は、メーカーや車種により様々なので、社外製のホイールは、どの車種にも合うように、大きめの67mmが多く採用されています。
センターハブ径が大き目だと、遊びができ、センターでは堪えませんが、ホイールナットのテーパーで決まるので、ナットを均等に締め付けていけば、ホイールのセンターは決まるでしょう。
しかし、センターハブ径がピッタリ合っていれば、ホイールセンターがキッチリ決まるのであんしんです。
PCD(取り付け穴のピッチ)について
PCD(Pitch Circle Diameter)は、100mm、110mm(輸入車に多い)、114.3mm(国産にも多い)
この数値は、ホイールが車両に適合するために非常に重要な要素です。
絶対にまちがえてはいけません。
ホイールのオフセット
インセットとも表現されます。
ホイールが、車体に対し、どれだけ出っ張るのか?決まる、これまた重要な数値です。
SUBARU XVの純正は、+55mmです。
それに対し、今回チョイスしたホイルのオフセットは、+48mmです。
純正ホイールに対し、タイヤが少し外側に出る感じになります。
逆に、ホイールが内側に入ると、ホイールとブレーキキャリパーが干渉するので装着できません。
今回チョイスしたホイール&タイヤサイズ
社外ホイールは、センターハブ径が大きい67mmなので、ホールセンターが、キッチリ出る56mmのホイールを選びます。
ハブ径56mmとなると、純正ホイールから選ぶことにしました。
17インチだと、SUBARU XV、フォレスターの前期タイプに多いので、中古で探すことにしました。
そこで、今回購入したのは・
SUBARU SJ5フォレスター前期、X-ブレイク純正、7J-17、Off+48mm
PCD100、5H、225/60R17
ホール製造で、国内外の自動車メーカーやモータースポーツにおいて高い評価を得ているENKEI製です。
SUVは、小型ジャッキがとどかない!
車高が高いので、盤木をかって上げました。
がしかし、盤木が割れました!
SUVは、重いですね。
盤木を、ごっつい物に交換しました。
堅い、赤松を使用。節の所で割れ難いです。
後輪交換
後輪も、ディスクブレーキなので、よく止まります。
が、輸入車並みにブレーキダストが多いので、掃除します。
こちらが、純正の18インチホイールです。
ジャッキの掛かり(盤木の当たる面)が少ないので、不安定です。
ホイールナットを均等に締めるのに、クロスレンチは使い易いです。
ナットの頭は、19mmを使用します。
上が18インチ、下が17インチ。
ブレーキダストが酷いので、掃除が大変です。
今回購入した方のが綺麗です!
スタッドレスへ取り換え完了。
タイヤがもっちりした感じですね。
後輪の出入りは、こんな感じ。
収まってます。
ジャッキアップ時の工夫
ジャッキに盤木を噛ませて使うとき、線!で支えるので、盤木がやじろべい状態で安定しない。
これは!危険が伴う!と思い、溝を切りました。
ジャッキを掛ける車体のステー部分が、盤木の溝にはまり込む為、ジャッキがずれることがなく安心感が向上しました。
ジャッキは2t用で十分作業できます。
これ以上大きく重いジャッキでは、逆に作業効率が悪いと感じます。
車高の高いSUVでも、工夫すれば使用できることが分りました。
より安全に作業できるよう、盤木を更に工夫していきます。
締め付けトルク
締付トルク(SUBARU XV車両仕様情報参考)120 N・m(12kgf・m)
トルクレンチを使用します。
車用のトルクレンチは、柄が長く少ない力で締め付けできます。
120N(ニュートン)なら片手で締め付けできます。
緩める時にも使用すると、タイヤ交換が楽になります。
私が使っているトルクレンチはこちら↓です。
前輪を交換
18インチホイール。
オスセット+55mmで、ブレーキキャリパーとの隙間、ギリギリです!
オフセット+48mmなら、ホイールが外に出るので余裕か?とおもいましたが・
ブレーキキャリパーとのクリアランスは、ギリギリです。
ですが、そこは純正、当たることなく装着できました。
社外製ホイールだと、形状的に干渉することもあるので不安です。
かと言って、これ以上タイヤを外へ出すのはよろしくありません。
フロントの出っ張り具合。
いっぱいいっぱいです。
18インチホイールでも、結構面一な感じです。
フロントは、ブレーキキャリパーが大きいので、こんな感じでしょうか。
一応、収まっている?でしょうか。微妙なところです。
後輪は、収まっていますね。
まとめ
扁平率60の17いんちタイヤ&ホイールだと、よりSUVっぽい感じで気に入っています。
ジャッキは、2t用の油圧ジャッキも十分作業できました。
冬のドライブを安心して楽しむため、今すぐスタッドレスタイヤの準備を始めましょう。
スバリストのみなさんの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。