【一度見たら忘れられない!】燃えるような紅葉と桜色が奇跡の共演!
秋の紅葉シーズン、燃えるような赤や黄色に染まった山々を見に行くのもいいけれど、今年はちょっと珍しい絶景を見に行ってみませんか?
愛知県豊田市小原地区には、秋空に映える真っ赤な紅葉と、可憐な桜のピンク色が同時に楽しめる、まさに奇跡のような絶景スポットがあるんです。
その名も「小原四季桜」。
一般的な桜は春にしか咲かないイメージですが、小原四季桜は名前の通り、春と秋の二季咲きの桜。
11月上旬から12月上旬にかけて、約1万本の四季桜が山里を彩り、まるで桃源郷のような風景が広がります。
今回は、そんな小原四季桜の魅力について、存分に語っちゃいます!
↑ここは、公式HPでも紹介されることのない、超穴場スポットです。
県道19号線「土岐足助線」の大平川砂防ダムです。
道が狭くカーブの連続する峠ですが、土岐方面の国道363号線から小原地区に抜ける、渋滞知らずの裏道です。
国道419号線は、凄く渋滞しますので、この道がお気に入りです。
夜は、街灯が無く真っ暗になるので、避けた方が良いかも知れません。
シキザクラとは?
四季桜は、江戸時代後期にエドヒガンとマメザクラを掛け合わせて生まれた品種だと言われています。
花は一重の白または淡紅色です。夏の間に充実した花芽が秋から冬にかけて順次咲き、小さな花芽は冬を越して3月中旬頃から咲き始めます。
そのため、春は花と同時に葉が出て、花の数も秋に比べてかなり少なくなります。
冬桜よりも花びらのピンク色が濃く、華やかさを感じられる点が特徴です。
四季桜と十月桜の違いは?
四季桜(しきざくら)と十月桜(じゅうがつざくら)は、ともに一年に複数回開花する桜の品種ですが、いくつかの違いがあります。以下に主な違いをまとめます:
開花時期
- 四季桜:春(3-4月)、秋(10-11月)を中心に、年に複数回開花します。
- 十月桜:主に秋(9-11月)に開花し、その後冬から春にかけても断続的に開花することがあります。
花の特徴
- 四季桜:一重咲きで、花びらは5枚。淡いピンク色。
- 十月桜:八重咲きで、花びらは20-30枚。濃いピンク色。
樹形
- 四季桜:枝垂れ型が多く、優雅な姿。
- 十月桜:直立型で、比較的コンパクトな樹形。
原産地
- 四季桜:日本原産。
- 十月桜:中国原産とされています。
知名度
- 四季桜:日本では比較的よく知られており、各地で見られる。特に、ここ愛知県では学校や公園にも植えられていて、冬にも咲いています。
- 十月桜:四季桜ほど広く知られていませんが、人気は増しています。
耐寒性
- 四季桜:比較的寒さに強い。
- 十月桜:四季桜ほどの耐寒性はありませんが、十分な冬の寒さを必要とします。
これらの特徴により、四季桜と十月桜はそれぞれ独自の魅力を持っており、季節外れの桜を楽しむことができる貴重な品種として人気があります。
【11月が見頃!】小原四季桜の開花時期はいつ?ベストシーズンを見逃すな!
四季桜の名所として知られる愛知県豊田市小原地区は、約1万本の四季桜が点在しており、山里の風景と相まって、まるで桃源郷のような絶景を生み出します。
小原四季桜の見頃は、例年11月上旬から12月上旬にかけてです。
この時期になると、山里全体が赤やピンク色に染まり、息を呑むような美しさ!
ベストシーズンは11月中旬頃と言われています。
この時期には、紅葉と桜の両方が見頃を迎え、まさに絶景の一言!
ただし、その年の気候によって見頃は前後するので、事前に公式ホームページなどで開花情報をチェックしておくのがおすすめです。
毎年11月上旬から下旬にかけて「小原四季桜まつり」が開催され、期間中はライトアップやイベントなども行われます。
また、見頃時期には多くの人が訪れることが予想されるので、時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
大洞地区の「天王さん公園」です。
大イチョウが綺麗です。
【車?電車?】小原四季桜へのアクセス方法は? あなたにぴったりの行き方をご紹介
車でのアクセスが便利ですが、渋滞にはまると動けません。
猿投グリーンロード「中山IC」又は、東海環状自動車道「豊田藤岡IC」より国道419号線で約30分
中央自動車道「瑞浪IC」より国道19号線市~国道419号線で約30分
どこから来ても、結構走ります。
山の中の静かな所です。
期間中は「四季桜くるりんバス(無料)」が運航されますので、確認してください。
小原四季桜会場~八草駅シャトルバスは有料(500円)が運航されますが、運航日のチェックは必須です。
豊田市のコミュミティーバス(有料)は、平日も運行するので便利です。
香嵐渓・小原四季桜バス(有料)は、平日、休日とも運航してます。(500円)
小原四季桜へは、公共交通機関と車どちらでもアクセス可能です。
車の場合は、有料、無料駐車場がありますが、渋滞で入れません。
また、人気の「川見四季桜の里」の駐車場はバス専用になりましたので、会場はシャトルバスでの移動になります。
人気の川見四季桜の里
【写真映え抜群!】小原四季桜のおすすめ撮影スポットを紹介!
小原ふれあい公園
グラウンドに車を駐車出来ます。(有料)
混雑がひどいです。コンビニがあるので便利なのでしょう。
メイン会場でもあるので、屋台もたくさん出ています。
和紙のふるさと
中間地点で、割とすんなり駐車できる穴場です。
ミツマタという、和紙の原料となる植物が植えてあります。
なかなか見る機会のない植物なので、是非 見てみて下さい。
前洞の四季桜
天王さん公園
オオイチョウの木が目印です。
大洞地区にも会場があります。
駐車場は小さいですが 無料です。
私は、岐阜県土岐市から山越えで入りますので、大洞地区から山越えで川見まで向かいます。
国道419号線は、観光バスも通りますので渋滞します。
大洞地区から前洞地区まで、山道があるので、細いですが渋滞は回避できます。
2021/9/12 川見地区にて
川見の四季桜
ここが有名な 紅葉と四季桜とのコントラストの美しいスポットです。
一番人気なので、観光バスが多いです。
その他にも、展望台から山里全体を一望できる「小原ふれあい公園」や、ライトアップされた幻想的な風景が楽しめる「小原北部拠点施設ラ・フォーレ・デ・ジョワ」など、魅力的なスポットが目白押しです。
柿ヶ入り遊歩道
田代川の左岸(山側)の遊歩道です。
右岸(県道側)には駐車場が有り、有名な四季桜スポットの
川見にも徒歩で行けます。
川見が、山なのに対し、柿ヶ入り遊歩道は川の景色です。
昼からが 日が当たり綺麗に見えます。
【幻想的な夜桜も】小原四季桜のライトアップ情報! 時間や場所をチェック
ライトアップ期間中は、日中とは異なる幻想的な風景を楽しめる!
小原四季桜の見どころは、日中だけではありません。
例年、見頃期間中にはライトアップも実施され、昼間とは異なる幻想的な風景を楽しむことができます。
ライトアップの開催期間や時間は、公式ホームページなどでご確認ください。
二村守氏の四季桜:歴史と愛情が育んだ一本桜
川見から少し離れた所にあり、分かり辛いですが、是非とも観ておきたい愛知県の天然記念物の四季桜が有ります。
前洞の四季桜です。
小原地区では、1978年(昭和53年)に地区の木に制定され、その繁殖に力を入れているため、地区のいたるところで四季桜を見ることができます。
二村守氏の四季桜は、小原地区の中でもひときわ目を引く存在です。樹高約10メートル、枝張りは東西南北に約15メートルにも及び、その堂々たる姿は、百年の風雪に耐えてきた生命力の証と言えるでしょう。
昭和59年11月28日、長年にわたり地域の人々に愛されてきたこの四季桜は、その歴史的価値と希少性から、愛知県の天然記念物に指定されました。今では、小原の四季桜を語る上で欠かせないシンボルツリーとなっています。
小原四季桜の由来
小原の四季桜は、地元の漢方医 である藤本玄碩が名古屋方面から苗を求めて植えたのが親木となって広まったものと言われています。
絶景とうたわれる「川見四季桜の里」
大洞町でも四季桜を増やす活動が始まりました。
まとめ
この記事では、小原四季桜の魅力について、見頃やアクセス方法、撮影スポット、ライトアップ情報などをご紹介しました。
燃えるような紅葉と可憐な桜が織りなす絶景は、まさに一見の価値あり!
「桜は春に咲く」との先入観に囚われていると、冬に咲いていることに気付けません。
ぜひこの秋は、小原四季桜を見に、愛知県豊田市へ足を運んでみてください。