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+422からの着信は詐欺? 【結論:詐欺の可能性大】

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豆知識

+422」という見慣れない番号から突然の着信。出てみると中国語の自動音声、もしくはワン切りで終了…。こんな経験、ありませんか?

最近、SNSや口コミサイトでも「+422から不審な電話がかかってきた」

「折り返したら高額な通話料を請求された」といった声が続出しています。

本記事では、この謎の番号「+422」がどこから来たものなのか、詐欺の可能性がなぜ高いのか、そして万が一出てしまった場合や今後同様の事態を避けるためにどんな対策が有効なのかを、具体的な事例を交えながら解説していきます。

スマホひとつで国際的な犯罪に巻き込まれる時代。大げさに思えるかもしれませんが、実際に被害に遭った人の声はリアルで切実です。

情報を知っていれば防げたかもしれない被害を、この記事で未然に防ぎましょう。

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実際に報告された被害事例とは?

+422からの着信が「単なる国際電話」ではないことを裏づけるのが、実際に報告されている被害の数々です。

中には、電話に出ただけで不安をあおるような音声が流れたり、思わず信じてしまうような名目で金銭を要求されたケースも。

さらに悪質なのは、わざとワン切りをして相手に折り返しを促し、その結果、高額な国際通話料を請求するという巧妙な手口です。

このような被害の背景には、「+422」という実在しない国番号を逆手にとった巧妙なトリックがあります。

この章では、実際に報告されている代表的な詐欺のパターンを3つに分けて紹介し、読者が「もしかして自分も…?」と気づけるよう、リアルな被害像を具体的に解説していきます。

中国語の自動音声による脅迫メッセージ

ある日突然、+422の番号から電話が鳴り、出てみると流れてきたのは中国語の自動音声。

内容は「あなたの身分証明書が不正に使われた」「至急連絡をとれ」といった脅し口調のメッセージで、相手に恐怖を与え行動させる手口です。

日本在住の中国人を狙ったものが多いとされますが、日本人が巻き込まれるケースも増えています。

特に「中国大使館を名乗る」「公安を装う」といった権威性のある機関を使うのも特徴で、本物と思い込ませる心理的トリックが仕掛けられています。

「荷物が不正に送られた」などの架空請求

次によくあるのが、「あなたの名前で違法な荷物が送られた」といった内容です。

「このまま放置すれば法的措置をとる」と脅され、弁護士費用や保証金などの名目で金銭を振り込ませようとします。

相手は巧妙に日本語を交えて説明したり、公式風のURLを送ってくるなど、巧みに信憑性を演出。

特に高齢者や海外に関わりのある人は「もしかして…」と信じてしまう可能性が高いため要注意です。

折り返してしまったことで数千円〜数万円の請求が発生

一番身近で怖いのが「ワン切り詐欺」。着信が一瞬だけ鳴り、好奇心や不安から折り返すと、国際通話料が発生し、高額請求につながる仕組みです。

+422は実在しない国番号のため、国際料金の上限が不明確で、思った以上の請求額に驚く人も少なくありません。

通話が繋がらなくても料金が発生するケースもあり、「出なかったから大丈夫」とは言い切れないのが厄介なところです。

こんな番号には要注意!見分け方のポイント

知らない番号からの着信に不安を感じつつも、「もしかして知り合いかも」「重要な連絡かも」と思って出てしまう——そんな心理につけ込んでくるのが、詐欺電話の手口です。

特に「+422」のような見慣れない国番号を使った番号は、詐欺グループが発信元を偽装して使用していることが多く、一般的な着信とは異なる見抜き方が求められます。

この章では、「+」で始まる番号の見方から、詐欺に使われやすい国番号帯、そしてインターネットでの照合方法まで、日常の中で無理なく活用できる見極めポイントを詳しく紹介します。

また、かつて存在した+42の歴史的な背景も交えながら、「なぜこの番号が危険なのか」を、知識としても整理しておきましょう。

「+」で始まる国際番号には注意

スマホに表示される「+」は、国際電話であることを示すサインです。

普段あまり見かけないだけに、つい好奇心や緊急性を感じて出てしまいがちですが、そもそも国際電話の必要性がない場合、まず疑ってかかるべきです。

特に+2〜+4から始まる番号は詐欺に使われやすく、日本人にとっては馴染みのない国が多いため、騙されやすいゾーンとも言えます。

番号の長さや国番号で見極めるコツ

正規の国番号は国際機関が割り当てたもので、一覧が公開されています。

+422は現在どの国にも割り当てられていない「空き番号」で、詐欺業者が発信元を偽装して利用している可能性が高いのです。

一般人が確認するには「国番号 一覧」などで検索し、怪しい番号を照合するのが手っ取り早い方法です。

✅ 実際に報告された「+422」からの着信例

近年、SNSやQ&Aサイトなどで以下のような番号からの着信報告が相次いでいます:

  • +42226493919
  • +42229501440
  • +422550110
  • +422725XXXX(一部伏せ字)

なお、実際に私にもかかってきた「+42231313**」のような番号があります。

検索しても公式情報や登録事業者が見当たらず、番号自体が使い捨て的に利用されていることからも、正規の通信とは考えにくい番号です。

正規の国番号は国際機関が割り当てたもので、一覧が公開されています。

+42の歴史的背景について

+42という国番号は、かつて存在していた「チェコスロバキア(Czechoslovakia)」で使用されていた番号でした。

しかし、1993年にチェコとスロバキアに分裂した際、+42は廃止され、それぞれ

+420(チェコ)と

+421(スロバキア)が新たに割り当てられました。

+422は元々存在せず、現在も正式な国番号ではないため、発信元を偽装した不正利用の可能性が非常に高いといえます。

不審な場合は出ない・かけ直さない

結論として、知らない国番号からの着信には「出ない・折り返さない」が鉄則です。

通話していなくても接続した事実が記録され、詐欺リストに登録されるおそれすらあります。

心配なら番号をメモしておき、後から信頼できる情報源で確認する方が安全です。

0422-55-0110からの着信について

武蔵野警察署の電話番号を偽装した詐欺電話が、2025年春以降、東京都内および全国で多数確認されています。

この手口は「スプーフィング」と呼ばれ、発信者番号を偽装する技術を悪用したものです。

詐欺犯は、実在する警察署の番号(例:0422-55-0110)や、海外からの着信を思わせる番号(例:+422-550-110)を表示させ、あたかも本物の警察からの連絡であるかのように装います。

📞 詐欺電話の主な手口

  • 警察官を名乗る:「あなたに犯罪の容疑がかかっている」などと告げ、不安を煽ります。
  • ビデオ通話への誘導:LINEなどのアプリを使ったビデオ通話に誘導し、偽の警察手帳や逮捕状を見せて信用させます。
  • 金銭の要求:「資産を調査する」などの名目で、ATMやネットバンキングを利用して指定の口座にお金を振り込むよう指示します。

これらの手口は、警察が実際に行う対応とは大きく異なります。警察が電話で金銭を要求したり、ビデオ通話で取り調べを行ったりすることはありません。

🛡️ 被害を防ぐための対策

  • 電話番号の確認:表示された番号に関わらず、相手の所属や氏名を確認し、一度電話を切ってから、公式な連絡先に問い合わせて真偽を確かめましょう。
  • 個人情報の保護:電話での個人情報や金銭のやり取りには応じないようにしましょう。
  • 不審な電話の通報:少しでも不審に感じた場合は、最寄りの警察署や消費者センターに相談してください。
  • 留守番電話の活用:在宅時でも留守番電話を設定し、知らない番号からの電話には出ず、メッセージを確認してから対応するようにしましょう。
  • 国際電話の着信拒否設定:携帯電話会社のサービスを利用して、国際電話の着信を拒否する設定を行うことも有効です。

また、警視庁が提供する防犯アプリ「デジポリス」を活用することで、最新の詐欺情報や対策を入手できます。家族や知人とも情報を共有し、被害を未然に防ぎましょう。

📞 相談・通報先

  • 武蔵野警察署:0422-55-0110
  • 国際電話不取扱受付センター:0120-210-364

不審な電話を受けた際は、慌てず冷静に対応し、上記の連絡先に相談してください。

被害を防ぐ!スマホでできる5つの対策

「自分は大丈夫」と思っていても、知らぬ間に詐欺の標的になっているかもしれません。

ですが、安心してください。実は、スマートフォンの設定や無料アプリを活用することで、こうしたリスクをかなりの確率で回避することが可能です。

この章では、今すぐできる実践的な5つの対策をご紹介します。

たとえば、着信拒否設定の活用や、信頼できる通話アプリの導入、そして家族への情報共有など、身近な行動ひとつで自衛力を高められる方法ばかりです。

「ちょっと設定を変えるだけ」で詐欺の網をくぐり抜けることができるのなら、やらない理由はありません。誰でも実践できる、簡単かつ確実な防御策を今すぐ確認しましょう。

着信拒否設定を活用する方法

iPhoneやAndroidには「特定の番号をブロックする」機能が標準搭載されています。

また、各キャリアでも迷惑電話を自動でブロックしてくれるサービスがあり、設定しておくだけでリスクを大幅に下げることができます。

頻繁に不審な番号からの着信がある場合は、機種の説明書やサポートページを参考に設定を見直しましょう。

通話アプリやセキュリティソフトを使う

迷惑電話対策に特化したアプリ(例:Whoscall、トビラシステムズの迷惑電話フィルターなど)を導入することで、着信時に相手の情報を即時表示してくれる機能があります。

海外からの電話や怪しい番号に「詐欺の可能性あり」と表示されれば、判断の助けになります。

無料でも使えるものが多いので、ぜひ導入を検討してみてください。

周囲にも共有しておくべき理由

自分が対策していても、家族や職場の人が無防備では意味がありません。

特に高齢者やスマホに不慣れな人は詐欺に巻き込まれやすい傾向にあるため、「こういう番号には出ないでね」と一言伝えるだけでも大きな効果があります。

LINEや家族グループチャットなどでの情報共有もおすすめです。

もし出てしまった・折り返してしまったら?

万が一、+422からの電話に出てしまったり、折り返してしまった場合、焦ってしまう方も多いでしょう。

でも、慌てる必要はありません。まずは冷静に現状を把握し、適切な対応をとることが大切です。

この章では、確認すべきスマホの設定や通話履歴のチェックポイントから、通信会社への相談方法、さらに公的な相談窓口の活用まで、具体的なアクションを紹介します。

さらに、被害の芽を早めに摘むために、今後に活かせる「自己防衛の習慣」も併せて提案します。

被害に遭ってしまった人も、未然に防ぎたい人も、ここで紹介する内容を知っておくことで、安心感と行動力が手に入ります。

通話料金の確認と通信会社への相談

まずはスマホの通話履歴や請求明細を確認し、実際に料金が発生していないかをチェックしましょう。少しでも不安がある場合は、契約している通信会社に相談し、通話料金の再確認や通話制限の設定を依頼するのが安心です。

また、知らない国番号との通話を無効にする設定も可能なので、希望すればブロックしてもらえることもあります。

不安なときは警察や消費生活センターに連絡を

相手が脅迫的だった、個人情報を伝えてしまった、不審なURLをクリックした、など心配なことがあれば、迷わず警察(#9110)や消費生活センター(188)に相談しましょう。

9110は、警察の相談専用電話です。これは、110番のように緊急性の高い事件や事故ではないけれど、警察に相談したいときに利用できる電話番号です。

#9110の利用目的:

  • 犯罪の未然防止のための相談
  • ストーカーやDV、悪質商法などの相談
  • 警察業務に関する意見・要望
  • その他、生活の安全に関わる悩みや困りごと

#9110と110番の違い:

  • 110番は、事件や事故など緊急の事態に対応するための電話です。
  • #9110は、110番のように緊急性がない、警察に相談したいときに利用できます。

#9110の注意点:

  • #9110は、通常の通話料がかかります。
  • ダイヤル回線からは#9110につながりません。

9110に電話すると、警察相談員が相談内容に応じて、アドバイスや対応方法について説明してくれます。

近年では、国際的な特殊詐欺に関する相談が増えており、対応窓口も整備されています。

「ちょっと大げさかな」と思わず、早めの相談が被害拡大を防ぎます。

今後のためにやっておきたい自己防衛策

今回のような被害をきっかけに、自分のスマホの設定や使い方を見直すのは大切なことです。

パスコードの見直し、フィッシング対策、アプリの権限設定など、日頃から「備える」意識を持つことが、詐欺に強い自分をつくります。

SNSでも情報収集を習慣化し、「怪しい電話の最新傾向」をキャッチできるようにしておくと、より安心です。


記事全体のまとめと読者へのメッセージ

+422からの着信が示すのは、単なる国際電話ではなく、国境を超えてあなたを狙う「詐欺の可能性」です。

実在しない国番号を悪用し、脅迫・架空請求・高額通話料のトラップなど、様々な手口が仕掛けられています。

「知らなかった」

「うっかり出てしまった」

で済まない事態になる前に、しっかりと情報を知り、対策を講じておくことが重要です。

この記事を読んで「自分も注意しよう」と思った方は、ぜひ家族や友人にもシェアしてください。

誰か一人が防げたなら、それが大きな一歩です。

スマホひとつで世界とつながる今、リスクにもつながるという事実を、私たちはもう他人事ではいられません。

追記:

  • 国際電話は、詐欺だけでなく、海外のウェブサイトやオンラインサービスの認証カスタマーサポートからの連絡、海外から日本に電話をかけるなど、様々な理由でかかる場合があります。
  • 怪しい着信があった場合は、慌てずに、上記の方法で対処しましょう。
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