春の訪れとともに、淡いピンク色の花を咲かせる桜。
日本全国には、名所と呼ばれる桜の名木がたくさんありますが、岐阜県加茂郡白川町にある「水戸野のしだれ桜」も、そのひとつです。
樹齢400年を超える老木は、まるで地面に根を下ろそうとするかのように枝を垂らし、その姿は圧巻の一言。
例年4月上旬から中旬にかけて見頃を迎えると、あたり一面が淡いピンク色に染まり、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。
川のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえる、静かな山里に佇む姿は、まさに日本の原風景。
写真では伝えきれない美しさを、ぜひ一度、自分の目で確かめてみてください。
水戸野のしだれ桜の基本情報
岐阜県加茂郡白川町水戸野地区
何と!個人所有の桜です。
東海環状自動車道「美濃加茂IC」~国道41号~県道62号を経由~道の駅「清流白川クオーレの里」~
さかなワクワク公園より約2分
ライトアップは、18:30~21:00
期間:3月中旬~4月上旬
岐阜県天然記念物
さくらまつりの日には、花火も上ります。
樹齢は400年を超え、大きな存在感を放っている一本桜。
【水戸野のしだれ桜】400年の歴史が織りなす圧巻の景観
水戸野のしだれ桜は、エドヒガンザクラという種類の桜で、その名の通り江戸時代よりこの地で人々の暮らしを見守ってきました。
樹高約15メートル、枝張りは東西南北に約20.8メートルにも及び、その堂々たる姿は見るものを圧倒します。
400年以上もの間、風雪に耐えながら美しい花を咲かせ続けてきた生命力には、ただただ圧倒されるばかりです。
水戸野のしだれ桜は、岐阜県指定の天然記念物にも指定されており、その歴史的価値も高く評価されています。
【水戸野のしだれ桜】例年4月上旬~中旬に見頃を迎えます
水戸野のしだれ桜の見頃は、例年3月中旬から4月上旬にかけて。
この時期になると、あたり一面が淡いピンク色に染まり、まるで絵画のような絶景が広がります。
開花状況は天候に左右されますが、満開の時期にはライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な姿を楽しむことができます。
最新の開花状況は、白川町の公式ウェブサイトなどで確認することができます。
この垂れ下がる枝の下まで入ることができますので、間近で桜を感じられます。
下から見上げても圧巻です。
もの凄く大きいです!
【アクセス情報】水戸野のしだれ桜への行き方
水戸野のしだれ桜は、公共交通機関でのアクセスが便利です。
JR高山線「白川口駅」から濃飛バス大野行きに乗車し、「水戸野」バス停下車後、徒歩約5分。
駐車場は、水戸野公民館の駐車場が利用できます。
桜の木のそばにも駐車場が整備されています。
桜まつりの混雑時でも、近くの空き地に誘導して下さるので、助かりました。
開花時期には多くの観光客が訪れますが、まだまだ知られていない印象です。
桜の木の周りの田んぼにも、スイセンなどのお花がたくさん咲いていて、華やかな演出です。
【周辺情報】水戸野のしだれ桜観光と合わせて楽しみたいスポット
水戸野のしだれ桜周辺には、自然豊かな観光スポットが数多くあります。
車で約30分の場所にある「飛騨川温泉しみずの湯」は、日帰り入浴も可能な温泉施設。
桜の開花時期には、露天風呂から満開の桜を眺めることができます。
また、車で約1時間の場所にある「美濃白川クオーレふれあいの里」では、地元の食材を使ったバーベキューや、陶芸体験を楽しむことができます。
水戸野のしだれ桜と合わせて、周辺の観光スポットにも足を運んでみてください。
もう少し行くと、「白川茶」発祥の地 があります。
是非、立ち寄って 白川茶をご賞味下さい。
長い歴史の中で人々を魅了してきた「白川茶」ですが、 栽培が難しく、幻のお茶とも呼ばれているほど希少なものです。
そんな「白川茶」発祥の地である岐阜県東白川村の魅力もご紹介します。
緑豊かな山々に囲まれた村で、歴史と伝統に触れながら、 ゆったりと流れる時間の中で「白川茶」を味わってみませんか?
白川茶発祥の地、東白川村五加の歴史
東白川村五加は、古くから茶の栽培が行われてきた歴史を持ちます。
白川茶は、室町時代にこの地で栽培が始まったとされ、長い年月をかけて、独自の製法と文化を育んできました。
五加地区は、標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいことから、茶葉がじっくりと育ち、独特の風味を持つ白川茶が誕生したと言われています。
かつては、地元の人々の生活を支える重要な産業として、白川茶は大切にされてきました。
東白川村五加の歴史は、白川茶の歴史そのものです。
白川茶が生まれた背景、そして長い年月をかけて受け継がれてきた伝統、その文化に触れてみましょう。
2. 白川茶の故郷、東白川村五加の茶畑
東白川村五加の茶畑は、雄大な自然に囲まれた、まさに絶景です。
山々に囲まれた広大な茶畑は、緑の絨毯のように広がり、訪れる人の心を和ませます。
茶畑の風景は、春には新緑が輝き、秋には紅葉が美しく、一年を通して様々な表情を見せてくれます。白川茶の豊かな香りは、茶畑の風景と相まって、五感を刺激し、忘れられない感動を与えてくれます。
東白川村五加の茶畑は、白川茶が育まれた豊かな自然そのものです。
美しい茶畑の風景を眺めながら、白川茶の風味を想像してみてください。
3. 白川茶の魅力、その独特の風味と香り
白川茶は、他の茶葉とは異なる、独特の風味と香りが特徴です。
深い緑色の茶葉は、煎茶よりも苦味が少なく、まろやかな味わいが特徴です。
白川茶の香りは、まるで山々の香りがするかのよう。
一口飲むと、心が落ち着き、リラックス効果も期待できます。
古来より大切にされてきた伝統的な製法によって、白川茶の豊かな風味と香りは、今も受け継がれています。
白川茶は、その独特の風味と香りが魅力です。他の茶葉とは違う、白川茶だけの特別な味わいを体験してみてください。
4. 伝統を受け継ぐ、東白川村五加の白川茶文化
東白川村五加には、白川茶の伝統を受け継ぐ文化が息づいています。
お茶摘み体験や、茶道教室など、白川茶を通して、地域の歴史や文化に触れることができます。
また、白川茶を使った様々な商品も販売されており、お土産に最適です。
東白川村五加の白川茶文化に触れれば、白川茶の魅力をより深く理解することができます。伝統を受け継ぐ文化を体験し、白川茶の世界を満喫しましょう。
5. 東白川村五加を訪れて、白川茶の故郷を体感しよう!
白川茶発祥の地、東白川村五加は、雄大な自然と、伝統的な文化が調和した、魅力的な場所です。
白川茶を味わったり、茶畑の風景を眺めたり、歴史に触れたり、五加には、様々な楽しみ方ができます。
ぜひ、東白川村五加を訪れて、白川茶の故郷を体感してください。
まとめ|水戸野のしだれ桜で、春の息吹を感じよう
水戸野のしだれ桜は、岐阜県が誇る桜の名所です。
400年の歴史が織りなす圧巻の景観は、一見の価値あり。
特に、田んぼの水鏡に写る「逆さしだれ桜」は必見です。
帰りの渋滞とかも無く、すんなり帰れるのも良いですね。
ぜひ、春の訪れを感じに、水戸野のしだれ桜へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
水鏡が美しく写るように 色々と工夫されているようです。
ありがとうございます。