フリマや、オークションサイトでよく見かける「ゆうパケットプラスの箱」すっかりお馴染みですよね。
送るときは、普通の箱ではなく、特定の「専用箱」を使う必要がありますが、実は!再利用可能なのは、あまり知られていません。
このサービスでは、決まった料金で物を送ることができ、フリーマーケットアプリを使う人にとっては、とても役立つサービスです。
ゆうパケットプラスは、日本郵便が提供する便利な郵送サービスなのです。
この記事では、ゆうパケットプラスで物を送る際の正しい箱の選び方と、その箱がどこで買えるかをわかりやすく説明します。
ゆうパケットプラス専用箱は再利用できる!?
ゆうパケットプラスの専用箱は、実は何度も使うことができます。
フリーマーケットアプリをよく使う方には、特に節約になりますので、届いた箱は捨てずにとっておきましょう。
この箱を再利用することで、箱1つにつき65円の節約になるため、小さな節約も積もれば大きな額になります。
ただし、再利用する時にはいくつか気をつけるべき点があります。
次のような状態の箱は再利用しない方が良いです。
- 郵便局のロゴが消えてしまっている箱
- 形が変わってしまった箱
- 箱に穴がある
これらの箱を使うと、郵便局で受け付けてもらえないことがあります。
ですので、箱は丁寧に保管し、再び使う時は状態をよく確認してから使いましょう。
ゆうパケットプラスの専用箱
ゆうパケットプラスを使う時は、特別な専用箱が必要です。
なので、適当な自作の箱は使用不可です。
この専用箱は以下のようなサイズと価格で用意されています
- 大きさ:長さ24cm、幅17cm、高さ7cm
- 最大重さ:2kg
- 価格:65円(税込)
日本郵便の公式サイトによると、ルールに合わない荷物は受け付けてもらえなかったり、送った後に戻ってくることがあります。
注意が必要な点をみていきましょう。
- 専用の箱を使っていない
- 荷物が指定の大きさや重さを超えている
- 箱にあるはずの「ゆうパケットプラス」のロゴや文字が見えない
- 箱を形を変えたり、加工したりしている
- 箱がしっかりしておらず、荷物を守れない
フリーマーケットで商品を送る時は、速さが大事です。
間違った箱を使うと、荷物が戻ってきてしまい、手間と時間が無駄になります。
正しい箱を使って、トラブルなく送れるようにしましょう。
専用箱が必要なのは、ゆうパケットプラスだけですので、その点も覚えておいてください。
ゆうパケットプラス専用箱をどこで買えるか
ゆうパケットプラスの専用箱は、次のような場所で買えます。
- 全国の郵便局
- ローソンの各店舗
- 郵便局の公式オンラインストア
- メルカリの公式ストア
- 楽天市場
- Amazon
ただし、これらの場所でも扱っていないところがあるので、お店に行く前に確認するといいかもしれません。
購入自体はとても簡単で、店頭ではレジで専用箱を求めるだけです。
また、オンラインで注文すれば、重い荷物を持ち帰る必要もなく、自宅まで届けてもらえます。
オンラインで買うときは、クーポンやポイントを活用するとさらにお得になります。
2025年1月の情報によると、郵便局オンラインストアでの25個パックが1,625円(送料別)で最も安く、5,000円以上の購入で送料無料になります。
忙しい日々の中で、特に家事や子育てに追われている方にとって、オンラインショッピングは大変便利です。大量に必要な場合は特に、ネットでの購入をおすすめします。
ゆうパケットプラスの発送手順
ゆうパケットプラスを使ってみたい方へ、発送の方法をわかりやすく説明します。
このサービスは、ローソンや郵便局で利用できますが、お店によって少し手続きが異なりますので、こちらのガイドを参考にしてください。
- 準備すること
- ローソンのレジでの発送
- ローソンのスマリボックスを使った発送
- 郵便局での発送
まずは発送の準備から
まず、発送に必要なQRコードを用意しましょう。
このQRコードは、メルカリやラクマなどの販売プラットフォームで取引を行う画面から発行できます。
このコードがないと発送できないので、事前に用意しておくことが大切です。
ローソンのレジでの発送手続き
ローソンでの発送は以下の手順で行います。
- 店内のLoppi端末でe発送サービス申込券を作ります(QRコードが必要です)。
- 申込券をレジに持っていきます。
- レジで発送伝票をもらい、それをゆうパケットプラス専用箱に貼り付けます。
- 最後に箱をレジに渡して発送手続き完了です。
Loppi端末の使い方が分からない場合は、ローソンの公式ウェブサイトに詳しい説明がありますので安心です。
店舗によってはLoppi端末がないこともあるので、使用できる店舗か事前にネットで確認すると良いでしょう。
ローソンは24時間開いているので、時間を気にせず便利に使えますよ。
ローソンのスマリボックスを利用して荷物を送る方法
ローソンの一部の店舗には、スマリボックスという便利な機械があります。
これを使うと、レジに並ばずにサッと荷物を送ることができます。
スマリボックスの使い方はとても簡単です。
- スマリボックスで送り状を作ります。このとき、QRコードが必要になります。
- その送り状をゆうパケットプラスの専用箱に貼ります。
- 貼った箱をスマリボックスに入れるだけ。
この方法なら、レジで待つことなく、すぐに荷物を発送できるので、忙しい時にも便利です。
ただ、スマリボックスはローソンの全店舗に設置されているわけではありません。
スマリボックスは、関東、関西、中京地区の一部など約3,000店舗のローソンやナチュラルローソンに設置されています。しかも、設置店舗は関東地方に多いです。
スマリボックスを使ってみたいと思ったら、ローソンの公式ホームページでお近くの店舗にスマリボックスがあるか確認してみてください。
郵便局でのゆうパケットプラス発送方法
郵便局でゆうパケットプラスを送るときの手順はとても簡単です。
以下のステップでやってみてください。
- 郵便局にあるe発送対応の印刷機を使い、QRコードをスキャンして伝票を発行します。
- その伝票をゆうパケットプラスの専用箱にきちんと貼ります。
- 箱を郵便局の窓口に持っていき、提出します。
もしe発送対応の印刷機がどこにあるかわからない場合、または使い方が分からない場合は、郵便局の窓口の方に直接伺うこともできます。
この方法で、誰でも簡単に荷物を発送することができますよ。
ゆうパケットプラスの注意点
ゆうパケットプラスを利用する際の注意点をまとめます。
専用箱の使用
ゆうパケットプラスを利用するには、専用の箱(縦17cm、横24cm、厚さ7cm以内、重量2kg以下)が必要です。
この箱は、郵便局やローソン、メルカリストアで購入できますが、他の箱を使用することはできません。
専用箱は、ロゴや文字が完全に残っている状態でなければなりません。
箱が変形したり、加工されている場合も利用できません。
また、傷みがある場合も取り扱い不可となります。
発送方法
発送は郵便局、ローソン、またはスマリボックスから行う必要があります。
ポスト投函はできませんので、必ずこれらの場所で手続きを行う必要があります。
ゆうパケットプラスは基本的に自宅の郵便受けに配達されますが、厚さが7cmあるため、郵便受けに入らない場合は対面での受け渡しとなります。
また、置き配指定も可能ですが、事前に設定が必要です。
送料と料金
ゆうパケットプラスの送料は全国一律455円(税込)で、専用箱の料金は65円(税込)です。
合計で520円(税込)となります。
匿名配送の条件
匿名配送を希望する場合、取引開始前にゆうパケットプラスを選択しておく必要があります。
取引開始後に他の配送方法から変更すると、非匿名となりますので注意が必要です。
配達日数
発送から到着までに通常2~3日かかりますが、状況によってはそれ以上かかることもあります。
特に繁忙期や天候によって遅延が生じる可能性があります。
受取場所の指定
購入者は受取場所を郵便局やコンビニに指定することができますが、これも購入確定前に設定する必要があります。
信書の送付禁止
ゆうパケットプラスでは信書を送ることができません。
無封の添え状や送り状は同封可能ですが、特定の受取人に対する文書は送付できないため注意が必要です。
これらの注意点を守ることで、スムーズにゆうパケットプラスを利用することができます。
信書とは
「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」と定義されています。
信書の取り扱いにはいくつかの重要なポイントがあります。
信書を送るには、特定の郵便サービスを利用する必要があります。
日本郵便が提供する以下のサービスでは信書の送付が可能です。
- 定形郵便: 一般的な普通郵便で、全国一律料金が適用されます。
- 定形外郵便物: 定形郵便のサイズを超えるものを送る際に利用します。
- レターパック: レターパックライトとレターパックプラスの2種類があり、どちらも信書を送ることができます。
- スマートレター: 小さな文書を送る際に利用できるサービスです。
これらのサービスを利用することで、信書を適法に送付することができます
信書を送れないサービス
以下のサービスでは信書を送ることができませんので、ご注意ください。
- ゆうパック
- ゆうメール
- ゆうパケット
- クリックポスト
これらのサービスでは、信書を送ることが法律で禁止されています。
ただし、無封の添え状や送り状は同封することが可能です
信書の具体例
信書に該当する文書の具体例には以下のようなものがあります。
- 請求書
- 契約書
- 申込書
- 履歴書
- 招待状
逆に、信書に該当しないものには、書籍やカタログ、ダイレクトメールなどがあります。
ゆうパケットプラスの正しい使い方:まとめ
ゆうパケットプラスを利用する時に知っておくべきポイント
- 送るためには専用の箱が必要です。
- この箱は、郵便局やローソン、さらにはオンラインショップで手に入れることができます。
- 箱は繰り返し使うことができるので、再利用をおすすめします。
この記事で、ゆうパケットプラスのための箱、どこで買えるか、どうやって送るかについて詳しく説明しました。
ゆうパケットプラスを使う際には、正しい種類の箱を使用することが大切ですので、気をつけましょう。
もしよく使う予定があるなら、専用箱を何個か持っておくと、とても便利ですよ。
ゆうパケットプラスの専用箱をただの包装材として捨ててしまうのは、とてももったいないことです。
再利用は立派なエコ活動の一環であり、環境保護に貢献できます。
日々の生活に小さな変化をもたらしてみてください。
この機会に、ぜひあなたも新たな再利用のチャレンジを始めてみましょう。
お手持ちの専用箱を再利用して、環境に優しいライフスタイルを実現してみませんか?