「手土産にすれば間違いなく喜ばれる」と言われる、シガールなどで人気のヨックモックのお菓子。
少し値段が高いこともありますが、社名のルーツから深く知れば、欲しくなるに違いありません。
とはいえ、もっとお得に買えたらいいですよね。
この記事では、ヨックモックのお菓子の魅力を深ぼり、工場での直接購入する方法から、お得に購入する方法、他の有名なブランドのお菓子の工場直販で買える情報を交えながら分かりやすくご紹介します。
ヨックモックの意味
ヨックモック(Yoku Moku)は、日本の有名な洋菓子ブランドで、特にシガール(Cigare)というバタークッキーは、「手土産にすれば間違いなく喜ばれる」とまで言われる人気商品です。
代表的な製品
シガール
ヨックモックの代表的な商品である「シガール」は、1969年に初めて販売されました。
このクッキーは、バターをたっぷり使用したサクサクとした食感が特徴で、当時の菓子業界の常識を覆すものでした。
バターを多く使ったクッキーの量産が難しいとされていた中で、独自の製法で薄く焼き上げたロール状のクッキーを生み出しました。
この新しい形状が、シガールの人気を支える要因となりました。
北海道産の乳味の強いバターを選んで、年ごと、季節ごとの微妙なバターの変化に合わせてミキシングのタイミングや状態、材料の温度を微調整しています。
生地作りに携わることができるのは専門の熟練職人だけという拘りぶりです。
詰め合わせ
ヨックモックでは、シガールを含む様々なクッキーの詰め合わせも販売されています。
これにより、異なる味を楽しむことができ、特別な贈り物としても人気です。
季節限定商品
ヨックモックは、クリスマスや新年などの特別な時期に合わせた限定パッケージや商品も展開しています。これらは見た目も華やかで、贈り物としての魅力が増します。
文化的背景
日本では、ヨックモックの製品は「お土産」としての役割を果たすことが多く、旅行や特別なイベントの際に友人や家族に持ち帰ることが一般的です。
このような文化は、贈り物を通じて感謝の気持ちを表す重要な習慣の一部です。
ヨックモックの歴史と創業
ヨックモック(Yoku Moku)は、1969年に創業された日本の洋菓子ブランドで、創業者は藤縄則一氏です。
彼は、戦後の日本において、菓子作りを通じて人々に笑顔を届けることを目指しました。
藤縄氏は、幼少期から菓子作りに関わり、1946年に藤縄商店を再開し、様々な経験を積んだ後、より高品質な洋菓子を提供するために新たなブランドを立ち上げる決意をしました。
社名の由来
「ヨックモック」という名前は、スウェーデンの小さな町「Jokkmokk(ヨックモック)」に由来しています。
この町は、自然豊かで家庭的な温かさが感じられる場所であり、藤縄氏がこの町を訪れた際に感銘を受けたことから名付けられました。
社名は、外国の地名を日本人にとって読みやすい形に変えたもので、ユニークな響きが特徴です。
ヨックモックは、創業以来、品質と独自性を重視した洋菓子作りを続けており、その精神は今も受け継がれています。
おもてなしの心は海外へも
海外へも輸出。最初はアメリカの高級デパート「ニーマンマーカス」に出店。
積極的な宣伝をしてはいないのに、「日本のヨックモック」という名前がアメリカ以外の国でも広まったようです。
接客においても“おもてなしの心”を伝えていこうと心がけている。
「いらっしゃいませ」「こんにちは」という最初のあいさつは日本語で行い、ドアの開け方、商品は両手で渡すなど、日本式の接客マナーを教えている。
ヨックモックのお菓子は工場直売でも買える‼
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お菓子の工場直売を利用してみたいと思う方も多いでしょう。
主に以下の2カ所の工場で直接買うことができます。
工場での直接購入には事前に予約が必要です。予約は電話や公式ウェブサイトを通じて行うことができます。
お値段は普通のお店と変わらず定価での販売です。
ヨックモックのお菓子を直接買いたいなら、次の工場で予約をして訪れる必要があります。
ヨックモッククレア鹿沼工場
- 所在地: 栃木県鹿沼市久野1315
- 電話番号: 0289-85-2780
主に菓子の製造を行っており、地域の特性を活かした生産が行われています。
ヨックモッククレア東京工場
電話番号: 03-3852-2311
所在地: 東京都足立区梅島1丁目27-2
こちらも菓子製造を行っており、特に「シガール」などの人気商品が生産されています。東京工場は1957年に設立され、長い歴史を持つ工場です。
これらの場所では、残念ながら価格割引はありません。
アウトレット販売について ヨックモックの工場でアウトレット販売があるかもと期待している方もいるかもしれませんが、今のところはアウトレット販売は実施していません。
割れてしまったりした商品を、格安で販売することは、感謝の気持ちを伝える「お土産」としての役割からすると、ブランドイメージに合わないのかも?知れません。
ヨックモックの工場は以下の場所にもあります。
ヨックモッククレア日光工場(栃木県日光市土沢1852-1)
日光工場は、地元の雇用を創出し、地域の経済活動を活性化させる要因となっています。
工場の設立により、多くの地元住民が雇用され、安定した収入を得ることができるようになりました。
日光市は観光地としても知られており、ヨックモッククレアはその一部として観光資源となっています。
工場見学や製品の購入を通じて、訪れる観光客に地域の特産品を提供し、日光の魅力を伝える役割を担っています。
特に、ヨックモックの代表商品であるシガールは、観光客のお土産として人気があります
ヨックモックのお菓子をお得に買う方法
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ヨックモックのお菓子を少しでも安く買いたい方は多いですよね。
工場から直接買う方法もありますが、これは定価のままです。
でも、他にも節約できる方法がいくつかありますよ。
社員割引を利用する
ヨックモックでは、社員には特別な割引があります。
これには、定期的に商品を安く買える割引販売や、年に一度だけ特別な商品が買える従業員限定セールがあります。
ヨックモックの社員か、その知り合いであれば、これらの割引を使ってお得に買い物ができます。
オンラインセールをチェックする
ヨックモックの商品はオンラインでも時々割引されます。
特にAmazonや楽天市場などでは、季節ごとのプロモーションがあります。
母の日や父の日などのイベント時には特にセールが多いので、その時期を狙って買うといいですよ。
各ショッピングモールに出店している、「ヨックモックの公式ショップ」でも、ポイントアップや割引が利用できお得に購入できます。
・楽天市場店
ポイントアップデーの購入で5〜10倍の楽天ポイントがもらえます。
・Amazon点
「定期おトク便」を利用すると5%オフで購入できます。
・Yahoo!ショッピング店
PayPayモイント5%がもらえます。
・ふるさと納税の利用
返礼品でヨックモックのお菓子が頂けます。
直接の値引きではありませんが、お得に購入できます。
アウトレット商品を探す
ヨックモックのお菓子は高品質で価格もそれなりですが、アウトレット商品を探すこともできます。
直接のアウトレット販売はありませんが、他の通販サイトで時々、訳あり商品や特価品が出ることがあります。
ただし!転売されている商品には、お気を付け下さい。
イベントに参加する
ヨックモックでは、工場見学や限定商品の販売など、特別なイベントが時々あります。
これらのイベントは無料で参加でき、商品についてより深く知る良い機会です。
イベントの情報はヨックモックの公式ウェブサイトで確認できるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
シガールの魅力のポイント
シガールは、1969年に創業された東京・青山の洋菓子ブランド「ヨックモック」の代表商品で、ロングセラー商品として愛されています。
- バターの配合は、バターが最も多く、ついで砂糖、卵、小麦粉となっています。当時、一般的な焼き菓子は小麦粉の配合が最も多かったことに比べても、まったく異なる配合です。
- 生地を補強するために筒状に巻くという特徴があります。17世紀にフランス人画家によって描かれた絵画に「紙のように薄く焼き上げられた筒状のお菓子」が描かれており、そこから生地を補強するための筒状に巻く発想が生まれました。
- 材料に関しては「特別より格別」をポリシーとしており、上質な原材料ではあるが、個性が際立つというよりは、ひとつのお菓子としてまとまったときにおいしくなるような素材を選んでいます。
日本全国のお菓子工場直売スポットガイド
お菓子が大好きな方にピッタリの、全国にある有名お菓子メーカーの直売所をご紹介します。
シャトレーゼ
国内外に店舗を展開するシャトレーゼでは、山梨県の白州工場で直接お菓子やアイスクリームを特別価格で売っています。
工場見学もできて、試食も楽しめるので、家族で出かけるのに最適な場所です。
成城石井
高級食品や海外のお菓子で有名な成城石井では、東京都町田市のグランベリーパークにある直売所で、見た目に少し難があるけれどもおいしいパンやお菓子をお手頃価格で提供しています。
少しの見た目の問題で安くなっている商品を選ぶのも、賢い買い物のコツです。
モロゾフ
親しまれているモロゾフのお菓子は、埼玉県草加市の平塚製菓で直売しています。
チョコレート、プリン、チーズケーキなど、モロゾフの商品はもちろん、他のブランド(OEM生産)のお菓子も豊富に取り扱っています。
東武伊勢崎線の新田駅から歩いてすぐなので、アクセスも便利です。
銀座ウエスト
1947年創業の老舗、銀座ウエストは東京都日野市にある日野工場で直売店を運営しています。
すべての商品が通常価格から10%割引で販売されており、焼き菓子やケーキが70種類近くも揃っています。
特に焼き菓子は15種類以上のバリエーションがあるので、色々な味を楽しめます。
全国の工場直売所で見つかるお得なショッピング情報
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工場直売所は、パンやケーキ、お菓子などを割安で手に入れることができる場所です。
地元のお店や休日のお出かけに役立つ情報をお届けします。
【東京】下町バームクーヘン
下町バウムクーヘン 錦糸町店 東京の錦糸町にある「乳糖産業」直営店は、バウムクーヘンを長年にわたり製造しています。
ここでは、バウムクーヘンの切れ端をリーズナブルな価格で販売しており、バウムクーヘンファンには特におすすめの場所です。
【神奈川】工場直売 好 磯子店
工場直売 好 磯子店 横浜を基点に中華料理店に点心やラーメンを供給している「工場直売 好 磯子店」では、中華まんやしゅうまいなど、一般の店舗では見かけない珍しい商品を豊富に取り揃えています。
点心好きならぜひ訪れたいスポットです。アクセスは磯子の随緑寺前バス停から徒歩1分です。
【岐阜】
モンテール 美濃加茂店 工場敷地内にあるプチシュークリームのトレイをイメージした建物の直売店。
要予約で工場見学を実施しています。併設のギャラリーでは絵画もお楽しみいただけます。
八潮店:埼玉県八潮市大瀬4-14-6
つくばエクスプレス八潮駅南口から徒歩8分、駐車場完備
総社店:岡山県総社市中原88-8
総社駅から車で約10分
国道486号線、中原口交差点から直線200m付近、駐車場完備
つくば店: 茨城県坂東市猫実1307-6
354バイパス沿い、東中学校のある交差点
専用駐車場がないためバスでのお立ち寄りはご遠慮ください。駐車場完備
【埼玉】ヨネザワ製菓
ヨネザワ製菓 工場直売店 全国の小売店にスイーツを供給している「ヨネザワ製菓」の直売所では、通常の基準からはずれた商品をお得な価格で販売しています。
エクレアやシュークリームなど、約15種類のスイーツが揃っており、訪れるたびに新しい商品に出会えるかもしれません。
工場直売は、残念ながら終了してしまいました↓
まとめ
この記事で、ヨックモックを含む有名製菓メーカーの工場直売所や割引情報について紹介しました。
工場直売は通常価格での販売が多いですが、オンラインショップや特別なイベントを利用すると、お得な商品を見つけることができます。
公式サイトや関連サイトをチェックし、成城石井やモロゾフのような店舗の工場直売も訪れて、特別なお得情報を体験してみてください。