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手帳が続かない本当の理由は?“毎朝5分”で習慣化できた私の方法

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豆知識

手帳を買ったばかりの頃はワクワクして開くのに、数日たつと白いページだけが増えていく——そんな経験、ありませんか?実は私も長いあいだ「続かない人」でした。

でも、ある朝ふと気づいたんです。手帳が続かないのは“自分に合っていない使い方を選んでいたから”。そこから習慣化の仕組みを見直し、毎朝5分の手帳タイムを無理なく続けられるようになりました。完璧じゃなくても、書き込む量が少なくても大丈夫。

大切なのは、自分のペースで続けられる“手帳との距離感”を見つけることでした。このブログでは、私が挫折をくり返しながらたどり着いた「続かなかった理由」と「習慣化できた方法」、そしてもっとラクに続けるための実践ポイントをご紹介します。

今日からまた手帳を開きたくなる、そんな優しいヒントをお届けします。


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/11月20日(木)20:00~11月27日(木)01:59\

  1. 【結論】手帳が続かない人に共通する3つの落とし穴とは?
    1. 完璧主義で続かなくなる
    2. 目的があいまいなまま始めてしまう
    3. 手帳の形式が自分に合っていない
  2. 【再現性あり】手帳タイムを習慣にできた3つの方法
    1. 手帳を書く目的を“ひとつに絞った”
    2. 書かないページは思い切って削除
    3. ノート・システム手帳・アプリも併用
  3. 【手帳の習慣化を加速させる】5つの実践ポイント
    1. 毎日開く時間を決める
    2. 予定は“月→週→日”の順で書く
    3. 予定は“現実”から逆算
    4. 思いついたことはなんでも書く
    5. 余白があっても気にしない
  4. 【タイプ別診断】あなたに合う“続く手帳”の見つけ方
    1. シンプル派:最低限だけ書きたい人
    2. 書くことが好きな人:バレットジャーナルなど
    3. 忙しい人:最短で管理したい人向け手帳
  5. 【よくある悩みQ&A】挫折しやすいポイントを先に解決
    1. 白紙が続くのが不安なとき
    2. 忙しくて書けない日が続くとき
    3. きれいに書けず落ち込むとき
  6. 手帳と相性の良い“習慣化ツール”の使い方
    1. リマインダーアプリを活用
    2. アナログ×デジタルの併用
    3. 習慣化チェックシートで見える化
  7. 小さく続けることで“自分との信頼関係”が育つ
    1. 完璧じゃなくていい理由
    2. 続けてわかる小さな変化
    3. いつでも再開できる仕組みを作る
  8. 手帳のある暮らしは“マイペースでいい”
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【結論】手帳が続かない人に共通する3つの落とし穴とは?

「手帳が続かないのは自分の性格のせい…」そう思っていませんか?でも大丈夫です。手帳が続かない理由の多くは、性格ではなく“仕組み”にあります。まずは続かない人に共通する落とし穴を知ることで、無理をせず習慣化できる土台が整います。

ここでは、私自身が長年つまずいてきたポイントをもとに、読者の皆さんが抱きがちな3つの原因をわかりやすく整理します。「書けないことに落ち込む」「続かない自分に罪悪感を持つ」という負のループから抜け出すためにも、最初に“なぜ続かないのか”を理解することはとても大切です。

原因がわかれば、改善策は自然と見えてきますし、これからご紹介する習慣化メソッドの効果もぐっと高まります。まずは肩の力を抜いて、「続かないのは当たり前なんだ」と安心しながら読み進めてください。

完璧主義で続かなくなる

手帳をきれいに書こうとしすぎると、少しでも理想と違う日があるだけで「今日のページは失敗だ」と感じてしまい、筆が止まりがちになります。本来は気軽に書けるはずの手帳が、いつのまにか“完璧でなければ意味がない”というプレッシャーの対象になってしまうのです。

また、白紙ページが続くと「続けられなかった自分」に強い罪悪感を抱きやすくなり、その積み重ねが精神的な負担となって手帳自体から遠ざかってしまいます。本来、白紙の日は“何も書かなかった事実”を広く受け止めるだけでよく、責める必要はありません。

それでも、完璧主義の人ほど「毎日きちんと書けないと意味がない」と考えてしまい、手帳の目的そのものを見失いがちです。手帳は生活を整え、自分の気持ちを可視化するための道具。完璧に仕上げる必要はありません。少しでも書けた日を積み重ねていくほうが、長期的にはずっと大きな効果があります。

目的があいまいなまま始めてしまう

「なんとなく買った手帳」は続きません。“手帳を書く目的”が明確でないまま始めると、忙しい日が続いたときに優先順位が一気に下がってしまいます。本来は、予定整理のためなのか、気持ちを整えるためなのか、習慣化のためなのか――目的によって書き方も選ぶ手帳も変わります。

目的が曖昧な状態では、「何を書けばいいのか迷う→書かない→続かない」という流れになりがちです。また、目的が明確になっていないと、書いた内容が自分にとって役立っているのかどうかも判断できず、効果を感じられないまま手帳から離れてしまいます。

目的を一つでも定めることで、手帳タイムが“意味のある時間”に変わり、自然と続けやすくなるのです。

手帳の形式が自分に合っていない

バーチカル・週間・月間・1日1ページなど、手帳にはさまざまな形式がありますが、合わない形式を選んでしまうと記入の負担が増えてしまいます。例えば、書くことが少ない人が1日1ページ手帳を選ぶと、毎日余白が気になってモチベーションが下がりますし、逆に書きたいことが多い人が月間だけの手帳を使うと、スペース不足でストレスを感じます。

また、視覚的な配置やフォント、紙質、開きやすさなども、意外と続けやすさに影響します。どれほど人気の手帳であっても、自分の生活リズムや性格に合っていなければ続けるのは難しくなります。大切なのは“自分にとって書きやすいかどうか”。合う形式に出会えた瞬間、手帳を開くハードルは驚くほど下がり、習慣化がぐっと楽になります。


【再現性あり】手帳タイムを習慣にできた3つの方法

「続かない理由」がわかったら、次は“どうしたら続くのか”を考えていきましょう。私が毎朝の手帳タイムを習慣化できたのは、意志の強さではなく“仕組みを変えたこと”が大きな転機でした。特別な技術は必要ありません。

むしろ、手帳に向き合う時間をできるだけシンプルに、ストレスのない仕組みに整えただけです。ここで紹介する3つの方法は、今日からすぐに取り入れられる再現性の高い工夫ばかり。しかも「頑張る」より「やめる」ことを重視しているので、負担がなく続けられます。

無理に一冊を完璧に使い切ろうとせず、自分に合う形に手帳を“育てていく”感覚で楽しんでください。ほんの少し仕組みを変えるだけで、手帳はぐっと暮らしに馴染みます。

手帳を書く目的を“ひとつに絞った”

目的を一つに絞ることで、手帳を開くハードルが一気に下がります。最初から“全部を管理しよう”とすると負担が大きく、書く内容を考えるだけで疲れてしまいますが、目的をひとつに限定すると「今日は何を書こう?」という迷いがなくなり、自然とページを開く手が動くようになります。

例えば、予定管理だけにする、気持ちのメモだけにする、習慣チェックだけにするなど、役割をシンプルにするほど続けやすくなります。また、目的を明確にした手帳は“使うたびに達成感が得られる道具”に変わるため、続けること自体が楽しく感じられるようになります。

小さく始めることで「気づけば書けていた」という感覚が積み重なり、無理のないペースで習慣化が定着していきます。

書かないページは思い切って削除

使わないページがあると「書けていない自分」を感じてしまい、手帳を開くたびに小さな罪悪感が積み重なってしまいます。そんなときは、思い切って“見ないページを視界から消す”工夫が効果的です。ページを折る、付箋で隠す、システム手帳なら外してしまうなど、物理的に目に入らないようにすると心が軽くなり、「書けていない」というネガティブな気持ちが減っていきます。

また、ページを削ることで“自分が本当に必要としている部分だけが残る”ため、手帳がより使いやすい道具へ進化します。余計なプレッシャーを手放すことで、白紙の日があっても気にならず、気分よく手帳を再開できるようになるのです。

使わないページをなくすことは、意外に大きなストレス軽減につながります。

ノート・システム手帳・アプリも併用

一冊で全てを管理しようとすると、どうしても情報量が増えて負担が大きくなりがちです。用途ごとに使い分けることで、書く場所に迷わず、ストレスが減り、手帳本来の楽しさが戻ってきます。例えば、予定はスマホアプリ、気持ちや日記はシステム手帳、アイデアやメモはノートにと分けると、必要な情報にすぐアクセスでき、管理が格段にラクになります。

また、アナログとデジタルの併用は“書きたい気分”や“思考のスピード”に合わせて選べる柔軟さが魅力です。書く行為そのものが心地よく感じられるため、自然と続けやすくなり、「書けなかった日」が減っていきます。

手帳はひとつの形に縛られなくてもよく、あなたの生活に合わせて自由にカスタマイズしていくことが大切です。


【手帳の習慣化を加速させる】5つの実践ポイント

手帳が続くかどうかは、“書く仕組み”を整えているかで大きく変わります。習慣化に必要なのは、意志ではなく環境づくり。私もこの5つを意識するようになってから、手帳に向かう時間が自然と楽しみになりました。どれも簡単で、今日からすぐ取り入れられるものばかりです。

特に「時間の固定化」と「余白を許す」は、多くの人がつまずくポイントでもあり、習慣化への近道にもなります。手帳は“完璧に使うための道具”ではなく、“暮らしを整えるための味方”。だからこそ、無理なく自分のペースで使える工夫が大切です。

ここでは、手帳生活をもっと心地よくするための具体的なポイントを紹介していきます。

毎日開く時間を決める

決まった時間に手帳を開くという行動は、小さなルールのように見えて、習慣化においてはとても大きな役割を果たします。同じタイミングで行う行動は脳が覚えやすく、“迷わず始められる”状態を作ってくれます。例えば、朝起きてコーヒーを入れたらその流れで手帳を開く、夜のスキンケアが終わったら1分だけ見返す、など“別の習慣にくっつける”と続けやすくなります。

また、長い時間を確保する必要はなく、朝の5分・夜の3分でも効果は十分。大切なのは“量より頻度”です。短い時間でも毎日手帳に触れていると、自然と「今日も開こう」という気持ちが生まれ、ストレスや気分の波に左右されにくい習慣になります。忙しい日こそ、短い手帳タイムが心の余白を作ってくれます。

予定は“月→週→日”の順で書く

大きな予定から順番に落とし込んでいくことで、手帳が“俯瞰して考えるための地図”として機能するようになります。月間ページでは、旅行、仕事の繁忙期、家族の行事など大きな流れを確認し、それをもとに1週間の動きを整えていきます。そして、週の流れを理解した状態で1日のタスクを書くと、自然と優先順位が見え、無理のないスケジュールが作りやすくなります。

こうした階層的な書き方は、迷いを減らし、タスク詰め込みによるストレスも防いでくれます。また、“全体→部分”の順で考えることで、予定の重複や抜け漏れも防げるため、結果的に日々の管理がシンプルになり、手帳が“頭の代わりに整理してくれる相棒”として活躍します。

予定は“現実”から逆算

理想で予定を埋めてしまうと、「できなかった」という感情ばかりが残り、手帳を見ることが苦しくなってしまいます。習慣化のためには、まず“現実の自分”を正しく理解することが大切です。「本当にできる量」を知るために、最初の1〜2週間はタスクを少なめに設定したり、かかる時間を計測してみると、自分の生活リズムに合った予定の組み立て方がわかってきます。

また、余白を意識して予定を入れすぎないこともポイント。予定と予定の間に“心の休憩スペース”を作ることで、予期せぬ用事が入っても崩れにくく、気持ちがぐっとラクになります。逆算思考は、ただ時間管理のためだけではなく、“自分を大切にするスケジュール”を作るための土台になるのです。

思いついたことはなんでも書く

メモは雑でOK。むしろ、きれいに書こうと力んでしまうと、手帳が“自由に使える場所”ではなくなってしまいます。思いついたことをそのまま書くことで、頭の中に散らばっている情報が可視化され、脳の負担が一気に軽くなります。特に、人は考えていることの多くを記憶に保持しようとして無意識にエネルギーを使っているため、書き出すだけで驚くほど気持ちがスッキリします。

また、雑なメモから思わぬアイデアが生まれることもよくあります。書く内容がまとまっていなくても、短い言葉だけでも十分。その日の気持ちの断片や、ふとした気づきを残すだけで、手帳が“自分だけの心の記録”として育っていきます。完璧を目指さず、とにかく書くこと。それが手帳を味方にする最初の一歩です。

余白があっても気にしない

白いページは“休息の記録”。手帳に空白が生まれると「続かなかった」「サボってしまった」と落ち込んでしまう人が多いですが、実は余白こそがあなたの生活のリズムを表す大切なサインです。人は毎日同じように頑張れないもの。忙しい日、疲れた日、気分が乗らない日があって当たり前です。そのゆらぎを受け入れることで、手帳をもっと自然体で使えるようになります。

また、余白があることで次に書くときの心理的ハードルが下がり、“再開のしやすさ”が生まれます。むしろ、抜けた日が適度に存在している手帳ほど、長期的に見ると継続率が高いとも言われています。白紙の日を責めず、「これも含めて私の生活」とやさしく受け止めることが、手帳を続けるうえでの大切なコツなのです。


【タイプ別診断】あなたに合う“続く手帳”の見つけ方

自分に合わない手帳を選んでしまうと、どんなに頑張っても続きません。逆に、自分の生活スタイルや書き方のクセと相性の良い手帳を選べば、自然と手が動くようになります。ここでは、あなたのタイプに合わせて“続けやすい手帳”を見つけるためのヒントをご紹介します。難しく考えず、「これなら続けられそう」と思える形を一緒に探していきましょう。

シンプル派:最低限だけ書きたい人

余白が多い月間ブロック型や、1日1行の手帳がおすすめ。こうした手帳は視覚的にもスッキリしているため、開いた瞬間にプレッシャーを感じにくいのが特徴です。特に「まず開く習慣をつけたい」という段階の人にとっては、書く量が少なくて済むレイアウトが大きな助けになります。

また、月間ブロック型は全体をひと目で把握できるので、予定を詰め込みすぎないというメリットも。たとえ少しのメモしか書かなかったとしても、“今日も開けた”という感覚が積み重なり、自信へとつながっていきます。最初の一歩として、シンプル派の人には負担の少ない手帳がぴったりです。

書くことが好きな人:バレットジャーナルなど

自由度が高く、自分らしくアレンジできます。線を引いたり、アイコンを描いたり、その日の気分に合わせてページを構成できるため、書くこと自体が楽しみになります。アイデアや気づきを残したいタイプにぴったりで、記録だけでなく思考整理の道具としても大活躍します。

また、自由度が高い分“書かなければいけない”という型がないため、精神的な負担を感じにくく、自然と書きたくなる設計です。続けるほど自分だけの一冊に育ち、ページをめくるたびに達成感や愛着が湧いてくるのも魅力です。

書く行為そのものが好きな人にとって、バレットジャーナルは最もストレスが少なく、長く続けやすいスタイルといえます。

忙しい人:最短で管理したい人向け手帳

週間レフト型や、時短フォーマットが効率的。左ページに予定、右ページにメモを書けるレイアウトは、情報をひと目で把握しやすく、書く量も適度に抑えられます。「必要な情報だけを整理したい」という忙しい人には最適な形です。

また、余計な欄が少ない手帳は“書かないといけない項目”が減るため、負担が少なく続けやすいのも特徴。スマホと併用しながら“紙には本当に大事なことだけを書く”という使い方をすると、手帳を無理なく生活に取り入れることができます。

限られた時間の中でも管理がしやすいため、特にワーキングママやスケジュールが細かく変わる人との相性が良いスタイルです。


【よくある悩みQ&A】挫折しやすいポイントを先に解決

手帳が続かない理由には、誰もが通る“つまずきポイント”があります。ここでは、特に質問の多い悩みを取り上げ、気持ちが軽くなるヒントをまとめました。日々の生活の中で手帳を開く余裕がなかったり、続けられなかった自分を責めてしまったり——そんな小さなつまずきは、誰にでも起こります。

それらは決して“向いていない証拠”ではなく、むしろ習慣化のプロセスにおいて自然な揺らぎです。落ち込む必要はなく、ほんの少し視点を変えるだけで、負担なく再開できるようになります。

白紙が続くのが不安なとき

白紙は「休んでいた証」。落ち込む必要はありません。むしろ、その余白が“生活のリズム”を静かに教えてくれる大切なサインになることもあります。忙しさで心がいっぱいだった日、体を休めた日、気分が乗らなかった日——そのどれもが、あなたの大切な記録です。

真っ白なページを見て不安になるのは自然なことですが、白紙の日があっても手帳が失敗したわけではありません。再開するときは、無理に埋めようとしなくても大丈夫。再開した日付を書くだけでも十分ですし、ひとこと書き添えるだけでも“また始められた自分”を優しく肯定できます。

白紙を責めるのではなく、“余白があるからこそ続けられる”という柔らかい視点を持つことで、手帳との距離がさらに心地よいものになります。

忙しくて書けない日が続くとき

1行だけ、キーワードだけでもOK。忙しい日が続くと「書く時間がないから今日はやめておこう」と手帳から離れてしまいがちですが、実は“ほんの少しだけ書く”という行動が習慣維持の大きなカギになります。忙しいときこそ、長く書こうとせず、1行・1語・1チェックだけで十分です。

書く量を最小限にしておくことで、どれだけ慌ただしい日でも「ゼロにしない」仕組みが自然と作られ、翌日以降の再開がぐっとラクになります。また、短い記録だからこそ後から見返したときに“自分がどれだけ頑張っていたか”を客観的に知る手がかりにもなります。

「完璧に書けなかった日は失敗」ではなく、「少しでも触れられた日は成功」。そんな柔らかい基準を持つことで、続ける負担は大幅に減っていきます。

きれいに書けず落ち込むとき

手帳は作品ではありません。SNSで見かけるような美しいページと比べてしまうと、自分の字やレイアウトにがっかりしてしまうことがありますが、手帳の目的は“自分の生活を支えること”であり、誰かに見せるためのものではありません。乱れた文字こそ“その日のリアル”として大切に残せますし、感情が動いたときほど文字に勢いが出たり、逆に弱々しくなったりと、手帳は気持ちの痕跡をそのまま映し出してくれます。

また、きれいさより「続けられている時間」のほうがはるかに価値があります。後から見返したとき、丁寧なページよりも、不揃いな文字が並んだページのほうが“その日の自分”を鮮明に思い出させてくれることも多いのです。完璧を求めて書けなくなるより、乱れていても書き続けるほうが、あなたの生活をより豊かにしてくれます。


手帳と相性の良い“習慣化ツール”の使い方

アナログ手帳はとても便利ですが、デジタルツールを組み合わせることで習慣化がさらに簡単になります。ここでは負担を減らしつつ、手帳の効果を引き出す便利なツールをご紹介します。

リマインダーアプリを活用

決まった時間に通知を出すことで、“手帳を開くきっかけ”が作れます。忙しい人ほど効果的です。リマインダーはただの通知ではなく、「次の行動へ優しく背中を押してくれる仕組み」です。忘れやすい人でも時間になるとスマホが教えてくれるため、自分の意志に頼らずとも自然に手帳を開く行動が積み重なります。

また、繰り返し設定や曜日指定を活用することで、生活リズムに合わせた習慣作りが可能になります。「朝の準備が終わったら通知」「帰宅する頃に通知」など、自分の生活動線に馴染ませるほど成功率は上がります。忙しい日こそ、通知が“手帳タイムを守る小さな味方”になってくれるのです。

さらに、目標に関連するリマインダー(例:21時に“今日の振り返り”)を追加すれば、手帳がより前向きな行動の起点となり、習慣化が一段とスムーズになります。

アナログ×デジタルの併用

予定はスマホ、振り返りは手帳など役割を分けると続けやすくなります。デジタルはスピーディーで編集がしやすく、通知機能も備えているため“忘れない仕組み”としてとても優秀です。一方で、手帳は文字を書くことで思考が整理され、感情に寄り添いやすいという大きな魅力があります。

これらを無理にどちらか一方に絞らず、“得意分野だけを取り入れる”という発想に切り替えると、手帳生活がぐっとラクになります。例えば、移動中や仕事中の予定調整はスマホ、家で落ち着いている時間の振り返りや気づきのメモは手帳、といったように使い分けると負担が大幅に軽減。

さらに、スマホのメモを後で手帳に貼り付けたり、逆に手帳の内容を写真で保存しデジタル管理したりと、ハイブリッドな使い方は自由度が高く、続けやすさも向上します。アナログとデジタルは対立するものではなく、お互いの弱点を補い合う“最強の組み合わせ”なのです。

習慣化チェックシートで見える化

手帳にシールやチェック欄をつくることで、達成感がアップ。視覚的に“できた日”が積み重なっていくのを見ると、脳は小さな成功を認識しモチベーションが上がります。続けた日が増えるほど自信が育ちます。チェックシートの魅力は、ただの記録ではなく、“行動の積み重ねを可視化できること”にあります。

例えば、毎日の水分量、ストレッチ、早寝、読書など、習慣にしたい行動を1つだけ選び、1ヶ月分のマスを作っておくだけでOK。マスが埋まっていく過程がゲームのように楽しく、続けるほどページがカラフルになり、達成感がどんどん増していきます。

また、習慣化において重要なのは“途切れても再開しやすいこと”。チェックシートは空白があっても気になりにくく、再び今日のマスに印をつければすぐにリスタートできる柔軟さも魅力です。こうした“見える化の力”は、手帳初心者にも継続が苦手な人にも大きな味方になります。


小さく続けることで“自分との信頼関係”が育つ

手帳を続けることは、単なる記録ではありません。「今日もできた」という小さな積み重ねが、“自分を信じる力”につながっていきます。ここでは、続けることで得られる心の変化を丁寧にまとめました。

完璧じゃなくていい理由

抜けた日があっても、続ける価値は変わりません。むしろ“途切れた日があるからこそ、また続けられる”という柔らかい姿勢が、長い目で見たときの継続力につながっていきます。手帳は試験でも作品でもなく、あなたの暮らしと気持ちを記録するための道具。

だからこそ、完璧である必要はまったくありません。毎日続けられなくても、気分が乗らない日があっても、それもすべてあなたの生活の一部であり、大切な記録です。また、完璧を目指すほど“書けない日=失敗”という考えにとらわれてしまいがちですが、習慣化において一番大切なのは“続けるハードルを下げること”。

たとえ週に1回しか書けなかったとしても、それは立派な継続です。完璧より“継続”の方があなたを支えてくれます。小さく積み重ねることが、自分との信頼関係を育てていくのです。

続けてわかる小さな変化

書く量や視点、気づくことが少しずつ変わっていきます。その変化こそ、成長のサインです。手帳を続けていると、最初は漠然としていた思考が徐々に整理され、同じような毎日の中にも“変化の芽”がたくさんあることに気づきます。例えば、以前よりも冷静に物事を見られるようになったり、小さな不満に敏感にならなくなったり、自分の本音が見えやすくなったり。

書くことで気持ちを言語化できるようになるため、感情の揺れにも向き合いやすくなり、自分を理解する力が育っていきます。また、日々の記録を振り返ることで、“以前よりこんなに成長していたんだ”と気づける瞬間も増えていきます。

こうした小さな変化は、続けた人だけが受け取れるご褒美のようなもの。無理に大きな成果を求めなくても、静かに育っていく変化が、あなたの心をしなやかにしてくれます。

いつでも再開できる仕組みを作る

書けない日が続いても、また開けばそれでOK。“再開しやすい手帳”こそ長く続く秘訣です。習慣化が途切れやすいのは、“できなかった自分を責めてしまうから”。その心理的ハードルを取り除くためには、再開が簡単にできる工夫を手帳の中に作っておくのが効果的です。

例えば、翌月の最初のページに“ここから再開”と一言メモを残しておく、チェックシートに“再開ボックス”を作る、次に書きたいことを箇条書きでメモしておくなど、小さな工夫が再開のきっかけになります。

また、手帳を開いたときにすぐ書き始められるよう、ペンを一緒に置いておく、開きやすい場所に置くといった環境づくりも大きな助けになります。“続かなかった日があっても、すぐ戻れる”という安心感が、手帳との関係をより優しいものにしてくれます。


手帳のある暮らしは“マイペースでいい”

手帳は、続けることが目的ではありません。暮らしを整えたり、自分の気持ちを見つめたり、未来を考えるきっかけをくれたり。そんな優しい相棒のような存在です。だからこそ、頑張りすぎなくていいし、白紙の日があってもいいし、気分で書いてもいいのです。

私自身、手帳を“完璧に使わなきゃ”と思っていた頃は、書くことが義務のようになり苦しくなりました。でも、マイペースに書くようになってから、手帳はむしろ“自分を労わる時間”に変わりました。あなたにとっての心地よい手帳との付き合い方を、これから一緒に育てていきましょう。


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