友人のスマホで、自分のインスタグラムアカウントを設定して投稿・閲覧することは可能です。
IDとパスワードを入力すれば、どの端末からでもアクセス可能です。
ですが、プライバシーの考慮、セキュリティ対策など、いくつかの注意点がありますので、詳しくみていきましょう。
みんなでアカウントを使うときのポイント
Instagramでは、何人かで一つのアカウントを使うのに、特別な制限はありません。
インスタアカウントは無制限に開設できます。
他の人のスマホでアカウントを作ってもいいし、管理もできます。
ただ、アプリを通じて管理できるアカウントはメインアカウントを含めて最大5個までです。
1日には最大2つまでアカウントを追加可能で、3つ目のアカウントを作成しようとした場合、
エラーメッセージが表示されるので、数日に分けて追加しましょう。
用途に応じた複数のアカウントを運用できますが、いつもと違う使い方をすると、スパムと間違われることがあるので、気をつけて使いましょう。
カウント追加の注意点
サブアカウントに対して、新たにほかのアカウントを紐付けできません。
サブアカウントを作成や追加した場合は、いずれもメインアカウントからの操作となります。
Web版のInstagramにはアカウント追加の機能がありません。
Instagramアプリを通じて使うことが前提となります。
安全にみんなで使うためのコツ
- アカウントを共有する人数は、少なくて管理しやすい人数にしましょう。
- 誰がどんな役割で運用するかをはっきり決めておくといいです。
- ログインした記録やアカウントの使われ方をこまめにチェックして、おかしいことがないか見ましょう。
- アカウントを使うルールを書き出して、関わるみんなで共有すると間違いが少なくなります。
スパムだと思われないようにするためには
- たくさんのスマホから一度にログインしたり、短い間に色々なデバイスを使ったりするのは、怪しまれやすいので控えましょう。
- 新しいデバイスを追加するときは少しずつ増やして、急に変えないようにすることが大事です。
- 同じインターネットのアドレス(IP)から何度もログインするのも、スパムと判断されることがあるので注意が必要です。
足跡を残さないためには?
インスタの投稿を閲覧するだけでは足跡は残りません。
足跡が残るのは、以下の3つ!
- DM(ダイレクトメッセージ)の送受信
- ストーリーズの閲覧
- ライブ動画の閲覧
身バレ防止の観点から、押さえておきたいポイントです。
みんなで使うアカウントの安全な使い方
みんなで一つのアカウントを使う時は、ちょっと注意が必要です。
アカウントが乗っ取られないように、ちゃんと対策をすることが大切です。
アカウント情報の上手な管理方法
- パスワードやログイン情報は、大切に扱いましょう。共有する時は、とても慎重に。
- メッセージアプリやメールでパスワードを教えるのは避けて、パスワード管理ツールを使うのがおすすめです。
- パスワードは定期的に新しくして、変更したらみんなに教えるようにしましょう。
個人情報を守るコツ
- アカウントには、メールアドレスや電話番号、支払い情報など、私たちの大事な情報がたくさん入っています。これらの情報は特に大切に扱う必要があります。
- もしビジネスアカウントを使っているなら、顧客の情報を守るためにも、しっかりとした管理のルールを作って守ることが大事です。
- みんなで情報を共有する時は、はっきりとしたルールを決めておくと、スムーズに仕事が進むようになります。
新しいデバイスの追加とセキュリティの注意点
みんなでアカウントを使う時、新しいスマホやパソコンを使い始めるときには、ちょっと気をつけましょう。
新しい機器からログインすると、あなたのメールやスマホに通知が来ます。(ログインアラート機能)
これは他の管理している人にも送られるから、予告なしに新しい機器を使ってログインすると、不正アクセスと思われることがあります。
新しい機器を使う前には、チームのみんなに知らせて、いつログインするかも教えておきましょう。
機器の種類やシステムについても共有すると、もっと安全に使えます。
怪しいアクセスに気をつけて
もしアカウントが変な使われ方をしているかもしれないと心配なときは、早めに対処することが大切です。
変なログインの兆候
いつもと違う時間や場所、見知らぬ機器からのログインは、アカウントが危ないかもしれないというサインです。
急に設定が変わったり、フォロワーが急に増えたりしたら、注意が必要です。
アカウントの動きを常に見ておくと、トラブルを防げます。
ログインのチェックと管理
誰がアカウントをどの機器から使ったかは 「ログインアクティビティ」でチェックできます。
おかしいと思ったら、その機器の使用をすぐに止めて、パスワードを新しくしましょう。
トラブルが起きたときのために準備しよう
何か問題が起きたときに慌てないよう、しっかりとした対応計画を立てておくことがとても大切です。
もしアカウントに問題が起きたら、すぐに対応できるように、あらかじめ連絡網を作っておきましょう。
休日や夜間でも連絡が取れるように、チーム全員で計画を立てておくことが大事です。
インスタグラムのサポートセンターへの連絡方法も、みんなで共有しておきましょう。
投稿のルールを決めておくこと
ビジネスアカウントを使う場合は、投稿の内容やスタイルを統一することが重要です。
何を投稿するか、どんな写真やハッシュタグを使うか、フォロワーとどうやって交流するかなど、具体的なルールを決めておきます。
返信の言葉遣いや投稿の時間などもあらかじめ決めておくといいですね。
これにより、フォロワーにも安心感を与えることができます。
定期的にミーティングをして、方針を見直すことも忘れずに。
パスワードを忘れたときの対策
もしパスワードを忘れてしまったら、登録しているメールアドレスや電話番号でリセットできます。
二段階認証をしている場合は、事前に設定しておいたバックアップコードが必要になるので、これを安全な場所に保管しておくことが大切です。
新しいパスワードに変更したら、すぐに他の管理者と共有しましょう。
まとめ
友人の携帯電話でインスタグラムアカウントを設定することは可能ですが、プライバシーやセキュリティに注意を払う必要があります。
ログイン後は必ずログアウトし、必要に応じて二段階認証を設定することで、アカウントを安全に保つことができます。
複数人でアカウントを共有するときは、しっかり管理することが大切です。
不正な使われ方を防ぐために、アクセスのパターンをよく見て、定期的にパスワードを変えるようにしましょう。
個人情報を守るためにも、チーム全員でセキュリティについてよく理解して、何かあったときの対応計画をきちんと準備しておくことがおすすめです。