街で「イオン○○店」と「イオンスタイル○○」を見かけて、「この2つは何が違うの?」と思ったことはありませんか。
結論からいうと、イオンとイオンスタイルは、まったく別会社のスーパーという関係ではありません。
イオンリテールは、イオングループのGMS(総合スーパー)事業の中核を担い、「イオン」「イオンスタイル」などを展開しています。
そのため、「イオン=会社、イオンスタイル=店舗」「イオンスタイル=高級版のイオン」「大きな店舗=イオンスタイル」のように単純に分けてしまうと、実際の店舗との違いが出てきます。
品揃えや売り場、店舗規模なども店舗によって異なるため、「イオンスタイル」という名前だけですべての特徴を判断することはできません。
この記事では、イオンとイオンスタイルの違いを、店舗の位置づけから品揃え、値段、WAON、イオンカードまで、実際に買い物する人の目線でわかりやすく整理します。

イオンとイオンスタイルの違いは?まず結論
イオンとイオンスタイルの違いで最初に覚えておきたいのは、「まったく別のスーパーではない」ということです。
イオンリテールは公式サイトで、イオングループのGMS(総合スーパー)事業の中核を担い、「イオン」「イオンスタイル」などを展開していると説明しています。
【公式リンク1:イオンリテール株式会社「企業情報」】
つまり、「イオン」と「イオンスタイル」は名前こそ違いますが、どちらも総合スーパーとして展開されています。
一方で、品揃えや売り場、店舗規模などは店舗ごとに異なります。「イオンスタイルだから必ず○○」と名前だけで判断しないことがポイントです。
イオンとイオンスタイルはどちらも総合スーパーとして展開されている
イオンリテールは公式のトップメッセージでも、総合スーパー「イオン」「イオンスタイル」を運営している企業と説明しています。
そのため、「イオンはスーパーだけれど、イオンスタイルはまったく別の業態」と考える必要はありません。
まずは「どちらも総合スーパーとして展開されている」と押さえておくと、両者の関係が理解しやすくなります。
【図1:イオンとイオンスタイルの違い早見図】

違いを簡単な比較表で整理
最初に、買い物する人から見た違いを整理しておきましょう。
| 比較するポイント | イオン | イオンスタイル |
|---|---|---|
| 位置づけ | 総合スーパーとして展開 | 総合スーパーとして展開 |
| 店舗名の例 | イオン○○店 | イオンスタイル○○ |
| 売り場・品揃え | 店舗によって異なる | 店舗によって異なる |
| 店舗の特徴 | 店舗ごとに異なる | 地域や生活スタイルなどを意識した売り場づくりが紹介される店舗もある |
| 商品価格 | 商品・店舗・時期などによる | 商品・店舗・時期などによる |
| 店舗規模 | 店舗によって異なる | 店舗によって異なる |
| WAON・イオンカードなど | 各サービスの条件による | 各サービスの条件による |
この表を見るとわかるように、「イオンスタイルだから高い」「イオンスタイルだから大きい」といった単純な違いではありません。
実際の買い物では、利用したい店舗ごとの情報を確認することが大切です。
そもそも「イオン」とは?
普段は「今日はイオンに行こう」のように何気なく使っている「イオン」という言葉。
実は、会社や店舗、商業施設など、さまざまな名称に「イオン」が使われています。
これが「イオンとイオンスタイルの違い」を少しわかりにくくしている理由のひとつです。
イオンリテールが展開する総合スーパー
今回比較している「イオン」は、主に「イオン○○店」という名称で営業している総合スーパーを指します。
イオンリテールは、食品をはじめ、衣料品や暮らしに関わる商品などを扱う総合スーパーとして「イオン」「イオンスタイル」を展開しています。
近所に「イオン○○店」と「イオンスタイル○○」の両方があったとしても、「別々のスーパー会社だから名前が違う」と考える必要はありません。
「イオン」という言葉が会社名などにも使われるため混同しやすい
「イオン」という名前は店舗だけに使われているわけではありません。
- イオン株式会社
- イオンリテール株式会社
- 総合スーパーの「イオン」
- イオンモール
似た名称が並んでいますが、会社、店舗、商業施設など、指しているものはそれぞれ異なります。
【図2:「イオン」という名前が指すもの整理図】

そのため「イオンと○○は何が違う?」と考えるときは、何と何を比較しているのかを最初に確認すると整理しやすくなります。
今回の記事で比べているのは、総合スーパーとしての「イオン」と「イオンスタイル」です。
【関連記事:イオンモールとイオンの違いは?店舗と施設の違いをわかりやすく解説】
イオンスタイルとは?
「イオンスタイル」という名前を初めて見ると、「普通のイオンとは違う新しいスーパーなのかな?」と思うかもしれません。
しかし、イオンリテールの公式情報では「イオン」と「イオンスタイル」の両方が総合スーパーとして案内されています。
イオンリテールが展開する「イオンスタイル」
イオンスタイルも、イオンリテールなどが展開する店舗で使われている名称です。
公式の店舗検索でも「イオン・イオンスタイルを探す」と、両方がまとめて案内されています。
つまり、「イオンスタイル」はイオンとは無関係の別チェーンというわけではありません。
一方で、「イオンスタイル」という名称だけから「高級スーパー」「大型店舗」「普通のイオンより新しい店舗」と一律に分類するのも避けたほうがよいでしょう。
店舗によってコンセプトや品揃えが異なる
イオンスタイルを見るときに注目したいのが、それぞれの店舗の特徴です。
イオンリテールが発表している新店舗のニュースリリースなどを見ると、地域の特徴や利用者のニーズを意識した売り場づくりが紹介されている店舗があります。
そのため、同じ「イオンスタイル」という名前でも、すべての店舗で売り場や取扱商品が同じとは限りません。
食品を中心に利用したいのか、衣料品や日用品もまとめて買いたいのかによっても、使いやすい店舗は変わります。
イオンとイオンスタイルは何が違う?
ここからは、店舗名、品揃え、値段、規模という4つのポイントを中心に見ていきます。
【図3:店舗名・品揃え・値段・規模から見るイオンとイオンスタイルの違い】

店舗名・位置づけの違い
もっともわかりやすい違いは、正式な店舗名です。
「イオン○○店」「イオンスタイル○○」のように店舗名称が異なります。
なお、インターネットでは「普通のイオンとイオンスタイルの違い」と検索されることもあります。
この記事でいう「普通のイオン」は、わかりやすくするため「イオン○○店」などの名称で営業する店舗を指しています。「普通のイオン」という正式な店舗ブランドが別にあるという意味ではありません。
売り場や品揃えに違いはある?
品揃えについては、「イオン」と「イオンスタイル」という名称だけで判断しないほうがよいでしょう。
店舗の立地や規模、地域の利用者などによって、売り場構成は変わります。
- 食品
- 衣料品
- 化粧品
- 日用品
- ベビー・キッズ用品
- 住まいに関する商品
どのカテゴリーをどの程度扱っているかは店舗ごとに確認する必要があります。
「イオンスタイルならイオンより品揃えが多い」とは限りません。
欲しい商品や売り場が決まっている場合は、店舗名称で選ぶより、利用予定店舗の公式ページを確認するほうが探しやすいでしょう。
値段に違いはある?
「スタイル」という名前から、「普通のイオンより少し高いのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、店舗名だけを理由に「イオンスタイルは高い」「イオンのほうが安い」と一律に判断するのは難しいでしょう。
商品の販売価格は、商品、店舗、時期、セールやキャンペーンなどによって変わる可能性があります。
値段が気になる場合は、実際に利用する店舗の売り場や公式情報などで確認しましょう。
店舗の規模だけで判断できる?
建物が大きい店舗を見ると、「これがイオンスタイルなのかな?」と思うこともあります。
しかし、「大型店=イオンスタイル」「小さい店舗=イオン」と覚えるのは適切ではありません。
イオンにもさまざまな店舗があり、イオンスタイルも店舗によって売り場構成や規模が異なります。
外観や建物の大きさだけで見分けるのではなく、正式な店舗名を確認するのが簡単です。
買い物するときはどちらを選べばいい?
普段の買い物では、「イオンとイオンスタイルのどちらが上か」という基準で選ぶ必要はありません。
- 欲しい商品や売り場がある
- 営業時間が利用しやすい
- 自宅や職場から行きやすい
- 駐車場を利用しやすい
- 必要なサービスが利用できる
たとえば食品を買うだけなら、自宅から近く営業時間が合う店舗のほうが便利かもしれません。
反対に衣料品や生活用品まで一度に買いたい場合は、それらの売り場が充実している店舗を選ぶほうが便利です。
大切なのは「イオンかイオンスタイルか」より、「その店舗で自分がしたい買い物ができるか」です。
【図4:イオン・イオンスタイルの店舗選びフロー】

なぜ「イオンスタイル」という名前なの?
「どちらも総合スーパーなら、なぜイオンスタイルという名前があるの?」という疑問も出てきます。
ただし、「スタイル」という言葉だけから名称の意味を独自に決めつけないよう注意が必要です。
イオンスタイル店舗のコンセプトを公式情報から確認
イオンリテールが発表する個別店舗のニュースリリースを見ると、地域の特徴や利用者の暮らし方を考えた売り場づくりが紹介されているケースがあります。
イオンスタイルについて知りたい場合は、名称そのものより「その店舗がどのようなコンセプトで作られているのか」に注目するとわかりやすいでしょう。
「スタイル=高級版」「スタイル=大型店」と名前の印象だけで判断しないことがポイントです。
すべてのイオンがイオンスタイルに変わったわけではない
現在もイオンリテールの公式店舗検索では「イオン」と「イオンスタイル」の両方が案内されています。
つまり、少なくとも現在、すべてのイオンがイオンスタイルという名称に統一されているわけではありません。
今後の店舗名称や変更については、各店舗やイオンリテールの公式発表を確認するのが確実です。
イオンとイオンスタイルでよくある疑問
ここからは、店舗を実際に利用するときに気になりやすい疑問をまとめます。
WAONはどちらでも使える?
電子マネーWAONは、イオンのさまざまな店舗やサービスで利用されています。
イオンリテールのキャンペーンでも「イオン・イオンスタイル直営売場」を対象として案内されるケースがあります。
ただし、同じ建物内でも専門店などでは利用条件が異なる場合があります。実際に利用する店舗や売り場で確認すると安心です。
イオンカードの特典は同じ?
イオンカードについても、イオンとイオンスタイルを対象とするキャンペーンや特典があります。
ただし、キャンペーンによって対象カード、支払い方法、対象店舗、対象商品、実施期間などの条件が設定されることがあります。
「イオンとイオンスタイルならすべて同じ条件」と考えず、利用したい特典の公式案内を確認しましょう。
お客さま感謝デーはどちらも対象?
イオンリテールの「お客さま感謝デー」では、全国の総合スーパー「イオンスタイル・イオン」が実施店舗として案内されています。
毎月20日・30日は、対象となるカードや電子マネーWAONなど所定の方法を利用することで、対象商品が5%OFFになります。
ただし、一部割引対象外の商品があり、実施していない専門店などもあります。
「イオンとイオンスタイルなら店内すべての商品が5%OFF」という意味ではありません。利用するときは最新の対象条件を公式ページで確認しましょう。
【公式リンク3:イオンリテール「お客さま感謝デー」】
すべての新しいイオンが「イオンスタイル」になるの?
新しくオープンした店舗に「イオンスタイル」と付いていると、「新しい店舗だからイオンスタイルなのかな?」と思うかもしれません。
しかし、「新店舗=すべてイオンスタイル」という全国共通のルールがあると独自に判断するのは避けたほうがよいでしょう。
現在も公式サイトでは「イオン」と「イオンスタイル」の両方が案内されています。
近くのイオン・イオンスタイルはどう探す?
近くの店舗を探すなら、イオンリテール公式サイトの店舗検索が便利です。
公式ページでは「イオン・イオンスタイルを探す」として地域から店舗を検索できます。
さらに各店舗ページを確認すれば、営業時間などの情報も確認できます。
【公式リンク2:イオンリテール「イオン・イオンスタイルを探す」】

イオンとイオンスタイルを見分けるには?
ここまでさまざまな違いを見てきましたが、実際に見分ける方法はシンプルです。
店名を見るのがもっとも分かりやすい
店舗の看板や公式サイトを見ると、「イオン○○店」「イオンスタイル○○」と正式名称が表示されています。
建物の大きさや新しさ、売り場のおしゃれさなどから推測する必要はありません。
「これはどっち?」と思ったら、まず正式な店舗名を確認するのが簡単です。
店舗検索ならイオンとイオンスタイルをまとめて探せる
近所の店舗を調べたい場合は、イオンリテールの公式店舗検索を利用できます。
「イオン」「イオンスタイル」の両方を探せるため、名称の違いをあまり意識せず、利用しやすい店舗を探せます。
実際に買い物へ行く場合は、営業時間、アクセス、売り場、利用したいサービスなども一緒に確認しておくとよいでしょう。
まとめ|イオンとイオンスタイルの違いを覚えるポイント
最後に、イオンとイオンスタイルの違いを整理します。
- 「イオン」「イオンスタイル」はどちらも総合スーパーとして展開されている
- まったく別会社のスーパーという単純な関係ではない
- 店舗名は「イオン○○店」「イオンスタイル○○」などの違いがある
- 品揃えや売り場は店舗によって異なる
- イオンスタイルだから高級、大型、高価格とは一律に判断できない
- WAONやイオンカードなどはサービスごとの対象条件を確認する
- 実際に買い物するときは店舗ごとの公式情報を見る
「イオンとイオンスタイルは何が違うの?」と迷ったら、まずは「どちらも総合スーパーとして展開されている」と覚えておくと整理しやすくなります。
そのうえで、実際の品揃えや営業時間、サービスについては、それぞれの店舗情報を確認するのが確実です。
買い物先を選ぶときも、「イオンかイオンスタイルか」だけで決めるのではなく、自分が利用したい売り場やサービスがあるかを基準にすると選びやすいでしょう。

