のし袋を買いに行ったものの、
「種類が多くて、どれを選べばいいのか分からない……」
と売り場の前で迷ってしまったことはありませんか?
紅白のものだけでも、蝶結びや結び切りがあったり、水引が印刷されていたり、豪華な飾りが付いていたり。
さらに黒白や黄白など色の違うものまで並んでいると、初めてでは分かりにくいですよね。
のし袋には、主に水引の色・結び方・のしの有無・水引の本数・中袋の有無などの違いがあります。
そして大切なのは、「一番立派なのし袋」を選ぶことではありません。
何のために渡すのかに合わせて、種類を選ぶことです。
たとえば、出産祝いと結婚祝いはどちらもお祝いですが、一般的に使われる水引の結び方は同じではありません。
この記事では、のし袋にはどんな種類があるのか、それぞれ何が違うのかを初心者向けに整理します。
結婚祝い・出産祝い・新築祝い・初穂料など、用途別の選び方も紹介しますので、「自分はどれを買えばいい?」と迷っている方は参考にしてみてください。

のし袋にはどんな種類がある?
ひとことで「のし袋」と呼んでいますが、売られている商品はすべて同じではありません。
主な違いとして、次のようなものがあります。
- のしが付いているか
- 水引の色
- 水引の結び方
- 水引の本数
- 水引が実物か印刷か
- 中袋が付いているか
- 袋の大きさや装飾
「そんなに確認するところがあるの?」
と思うかもしれませんが、一度に全部覚えなくても大丈夫です。
まず確認したいのは、何のために使うのし袋なのかです。
結婚祝いなのか、出産祝いなのか、お見舞いなのか、神社へ納めるお金なのか。
用途が決まれば、それに合わせて水引などを確認していけます。
特に初心者の方は、
用途を確認する
→ 慶事・弔事を確認する
→ 水引の色を見る
→ 結び方を見る
→ 金額とのバランスを見る
という順番で考えると分かりやすいです。
売り場で最初から「蝶結び?5本?7本?」と細かな違いだけを見始めるより、こちらのほうが迷いにくいですよ。
まず知っておきたい「のし」と「水引」の違い
種類について詳しく見る前に、「のし」と「水引」の違いを確認しておきましょう。
普段は「のし袋」というひとつの名前で呼ぶため、同じものだと思ってしまいやすいのですが、それぞれ別のものです。
【図1:「のし」と「水引」の違い。】

「のし」は袋の右上に付いている飾り
一般的なお祝い用ののし袋を見ると、右上に小さな飾りが付いていることがあります。
これが「のし(熨斗)」です。
もともとは、薄く伸ばしたアワビを贈り物に添えた「熨斗鮑(のしあわび)」に由来するとされています。
現在では簡略化され、紙などで作られた飾りが使われるのが一般的です。
ここで覚えておきたいのは、のしは何にでも付ければ丁寧になるものではないということ。
お祝いでは使われることがありますが、弔事では基本的にのしを付けません。
また、お見舞いなど、のしを付けないほうがよいとされる場面もあります。
「のしが付いている=上等なのし袋」と考えるのではなく、用途に合わせて確認しましょう。
「水引」は袋の中央にある飾り紐
袋の中央付近に結ばれている紐が「水引」です。
紅白・金銀・黒白など色の違いがあるだけでなく、蝶結び・結び切り・あわじ結びなど結び方にも種類があります。
のし袋選びで特に大切なのが、この水引の色と結び方です。
たとえば同じ紅白でも、
「蝶結びなら出産祝いなど」
「結び切りなら結婚祝いなど」
というように、用途が変わることがあります。
見た目が華やかかどうかだけではなく、結び方まで確認するのがポイントです。
のし袋の水引にはどんな結び方がある?
水引の結び方にはいくつか種類があります。
なかでも、のし袋を選ぶときによく目にするのが、
蝶結び(花結び)・結び切り・あわじ結び
です。
この3つの違いを知っておくだけでも、売り場でかなり選びやすくなります。
【図2:水引の代表的な3種類を横並びで比較。「蝶結び(花結び)=何度あってもうれしいこと」「結び切り=繰り返さないほうがよいこと」「あわじ結び=固く結ばれる結び方」と、形の違いと主な考え方がひと目で分かる図解。】

蝶結び(花結び)は繰り返してもうれしいお祝いに
蝶結びは、リボンのように左右へ輪が広がった形をしています。
「花結び」と呼ばれることもあります。
蝶結びの特徴は、一度ほどいても結び直せること。
そのため一般的には、何度あってもうれしいお祝いに使われます。
たとえば、
- 出産祝い
- 入学祝い
- 卒業祝い
- 新築祝い
- 長寿祝い
などです。
「赤白だからお祝い用」というところまで確認して終わらず、中央の結び目が蝶結びになっているかまで見ると間違えにくくなります。
結び切りは繰り返さないほうがよいことに
結び切りは、一度結ぶと簡単にはほどけない形の水引です。
そのため、一度きりであってほしいこと、繰り返さないほうがよいことに使われます。
代表的なのが結婚祝いです。
また、病気やけがから回復した際の快気祝いなどでも、再び同じことが起こらないようにという意味から結び切りが使われます。
ここで注意したいのが、
「お祝い=蝶結び」
ではないこと。
結婚も快気祝いもお祝いですが、蝶結びではなく結び切りを選ぶのが一般的です。
のし袋を選ぶときは、「お祝いかどうか」からもう一歩進んで、繰り返してもよいお祝いなのかを考えると分かりやすくなります。
あわじ結び(あわび結び)は結び切りの一種として扱われることも
あわじ結びは、左右の輪が複雑につながったような形をした水引です。
「あわび結び」と呼ばれることもあります。
両端を引くほど結び目が固くなる形から、人と人との強いつながりや末永い付き合いを表す結び方として使われています。
結び切りの一種として説明されることもあります。
ただし、あわじ結びは地域によって使われ方に違いがあります。
特に関西など、慶事での扱いがほかの地域と異なる場合もあるため、「この用途で全国一律に使うもの」と決めつけないほうが安心です。
地域の慣習が気になる場合は、購入する店舗や身近な詳しい方に確認してみてもよいでしょう。
梅結びなどデザイン性の高い水引もある
最近は、梅の花のような形をした「梅結び」など、デザイン性の高い水引を使ったのし袋も見かけます。
かわいらしいものや華やかなものが多く、
「せっかくのお祝いだから、こちらにしたい」
と思うこともありますよね。
デザインを楽しむこと自体は悪いことではありません。
ただし、まず確認したいのは用途です。
用途に合った水引であることを確認したうえで、デザインを選ぶ
という順番にすると失敗しにくくなります。
特に正式な場面で迷ったときは、用途が明記された一般的なのし袋を選ぶと分かりやすいでしょう。
のし袋は水引の「色」にも種類がある
水引は結び方だけでなく、色にも違いがあります。
代表的なのは、
- 紅白
- 金銀
- 黒白
- 黄白
- 双銀
などです。
色は単なるデザインではなく、慶事用・弔事用などを判断する材料にもなります。
紅白
紅白は、お祝い事でよく使われる代表的な水引です。
出産・入学・新築など、さまざまな慶事で見かけます。
ただし、同じ紅白でも蝶結びと結び切りがあります。
そのため、
「紅白だからこれで大丈夫」
と色だけで決めるのは避けたいところです。
色を確認したら、次に結び方を見ましょう。
金銀
金銀の水引は、結婚祝いなど格式を意識する慶事で見かけることがあります。
紅白より華やかで豪華に見える商品も多いです。
ただし、金銀だから紅白より「上」という単純なものではありません。
用途や地域の慣習、包む金額とのバランスを見て選びます。
黒白
黒白の水引は、葬儀や法要など弔事で使われる代表的な組み合わせです。
慶事用の紅白とは大きく用途が異なります。
また、弔事では基本的に「のし」を付けません。
黄白・双銀など
弔事では、黄白や双銀の水引が使われることもあります。
特に黄白は地域によって使われ方に違いがあるため注意したいところです。
法要の時期や地域によって選ばれる水引が変わることもあります。
弔事については、
「インターネットで見たから全国どこでも同じ」
とは考えず、地域や宗派なども含めて確認するほうが安心です。
水引の本数は5本・7本・10本などで何が違う?
水引をよく見ると、結び方や色だけでなく、本数にも違いがあります。
一般的な慶事用では5本を基本とするものが多く、7本など、より丁寧な印象のものもあります。
結婚祝いでは、10本の水引を使った祝儀袋もよく見かけます。
ただ、初めてのし袋を買うときに、
「5本より7本のほうが丁寧?」
「10本ならもっといい?」
と、本数だけで選ぶ必要はありません。
水引の本数も、用途や包む金額とのバランスを含めて見るものです。
市販の祝儀袋には、
「婚礼用」
「○万円程度まで」
など、用途や包む金額の目安が書かれている商品もあります。
本数の意味を細かく覚えるより、まず商品に記載された用途を確認するほうが、実際の買い物では分かりやすいでしょう。
慶事用と弔事用ののし袋はどう違う?
ここまで水引の種類を見てきましたが、のし袋を選ぶときは、まず「慶事用」と「弔事用」に大きく分けて考えると分かりやすくなります。
慶事とは、結婚・出産・入学などのお祝い事。
弔事とは、葬儀・法要などのお悔やみに関することです。
慶事用では、紅白や金銀などの水引が使われます。
一方、弔事用では、黒白・黄白・双銀などが使われます。
さらに大きな違いとなるのが「のし」です。
お祝い用には右上にのしが付いているものがありますが、弔事では基本的にのしを付けません。
【図3:慶事用と弔事用の違いを左右比較。左側「慶事」には紅白・金銀、水引とのしが付いた袋。右側「弔事」には黒白・黄白・双銀など、のしなしの袋。下部に「地域・宗派によって異なる場合があります」】

そのため、売り場で迷ったら、
① 慶事か弔事か
② のしの有無
③ 水引の色
④ 水引の結び方
の順番で確認すると、候補を絞りやすくなります。
ただし、特に弔事は地域や宗派による違いがあります。
判断が難しい場合は、無理に自己判断せず、地域の慣習に詳しい方や販売店などへ確認する方法もあります。
用途別|どの種類ののし袋を選べばいい?
種類の意味が分かっても、
「では、私の場合はどれ?」
という疑問が残りますよね。
ここからは、よくある用途別に一般的な選び方を見ていきましょう。

結婚祝い
結婚祝いでは、一般的に紅白や金銀の結び切りなどが使われます。
結婚は何度も繰り返すことを前提とするお祝いではないため、蝶結びではなく結び切り系を選びます。
市販品なら、「婚礼用」「結婚祝い用」と書かれた祝儀袋を選ぶと分かりやすいです。
結婚祝い用はデザインの種類も多いですが、見た目だけでなく、包む金額に合った袋かどうかも確認しておきましょう。
出産祝い
出産祝いでは、一般的に紅白の蝶結びを使います。
出産は何度あってもうれしいお祝いと考えられているためです。
結婚祝いと同じ紅白でも、結び方が違う点に注意しましょう。
入学・卒業祝い
入学や卒業のお祝いでも、一般的に紅白の蝶結びが使われます。
入学・進学など、人生の節目のお祝いですね。
新築祝い
新築祝いでも、一般的には紅白の蝶結びが使われます。
「新築は一度きりだから結び切り?」
と迷う方もいるかもしれません。
ただ、新築や引っ越しなど住まいに関するお祝いは、一般的に何度あってもよいお祝いとして蝶結びが使われます。
快気祝い
病気やけがから回復した際の快気祝いでは、一般的に紅白の結び切りを使います。
「病気やけがを繰り返さないように」という意味から、何度でも結び直せる蝶結びではなく、ほどけにくい結び切りが選ばれます。
お見舞い
お見舞いは、通常のお祝いとは少し違います。
病気やけがは「何度あってもうれしいこと」ではないため、蝶結びは避けます。
また、のしは延ばすことを意味することから、病気やけがが長引くことを連想させるとして、のしを付けない袋を選ぶ考え方があります。
お見舞い用として市販されている袋を選ぶと分かりやすいでしょう。
神社への初穂料
神社でご祈祷などを受ける際に納めるお金には、「初穂料」としてのし袋を用意することがあります。
一般的には紅白の蝶結びが使われる場面がありますが、祭事や神社からの案内によって確認したい場合もあります。
特に地鎮祭では、
「どこで買えばいい?」
「100均ののし袋でもいい?」
「水引はどれ?」
「表書きは御初穂料?」
など、種類以外にも気になることが出てきます。
【関連記事:地鎮祭ののし袋はどこで買う?100均・コンビニなど販売店と選び方を解説】
「地鎮祭で使うのし袋を探している方は、購入場所や水引、表書きまでこちらの記事でまとめて確認できます。」
葬儀・法事
葬儀や法事では、黒白・黄白・双銀などの水引を使った不祝儀袋が用いられます。
また、弔事では基本的にのしを付けません。
ただし、どの色を使うか、どの表書きにするかは、地域・宗派・法要の時期などによって異なる場合があります。
特に弔事は「全国共通でこれ」と覚えてしまわず、その地域や状況に合ったものを確認するのがおすすめです。
のし袋は包む金額によって変えたほうがいい?
のし袋売り場を見ると、シンプルなものから、豪華な水引が付いたものまでさまざまです。
すると、
「大切な相手だから、一番豪華なのを選んだほうがいいのかな?」
と思うかもしれません。
ですが、のし袋は豪華であればあるほどよいわけではありません。
見るべきなのは、中に包む金額とのバランスです。
たとえば、包む金額がそれほど大きくないのに非常に豪華な祝儀袋を選ぶと、袋だけが立派になりすぎてしまいます。
反対に、高額を包む場合には、それに合わせて格式のある祝儀袋を選ぶことがあります。
市販品には、パッケージに包む金額の目安が書かれていることもあります。
初めて選ぶときほど「高い袋なら間違いない」と考えるより、用途と金額の目安が分かりやすく書かれている商品を選ぶほうが判断しやすいでしょう。
水引が印刷されたのし袋でも大丈夫?
のし袋には、本物の水引が付いたものだけでなく、水引が袋に印刷されたタイプもあります。
スーパーやコンビニ、100円ショップなどでも見かけることがありますね。
印刷タイプを見ると、
「簡易的に見えるけれど、失礼にならない?」
と気になるかもしれません。
ただし、水引が印刷されているという理由だけで、一律に失礼になるとは言い切れません。
用途や包む金額、相手との関係、場面の格式などを含めて考える必要があります。
ちょっとしたお祝いなどでは印刷タイプが使われることもあります。
一方、結婚祝いなどでまとまった金額を包む場合には、実物の水引が付いた祝儀袋を選ぶほうが、金額とのバランスを取りやすいこともあります。
つまり、
「印刷だからダメ」ではなく、「その場面に合っているか」
を見るのがポイントです。
そして、ここからもうひとつ出てきやすいのが、
「100均ののし袋を使うのは失礼?」
という疑問です。
【関連記事:100均ののし袋は失礼?使っても大丈夫?】
「100均で買おうとしていて『安いのし袋だと失礼?』と気になる方は、価格だけでなく用途や金額とのバランスも含めてこちらで詳しく解説しています。」
中袋あり・中袋なしはどう違う?
のし袋には、中袋が付いているものと付いていないものがあります。
中袋とは、外側ののし袋の中に入れ、実際にお金を包む袋のことです。
結婚祝い用など、しっかりとした祝儀袋には中袋が付いている商品をよく見かけます。
一方、簡易的なのし袋などでは中袋が付いていないこともあります。
ここでも、
「中袋がない=失礼」
と単純に判断する必要はありません。
用途や商品によって違うためです。
ただし、中袋付きの商品を使う場合には、中袋に金額・住所・氏名などを書くことがあります。
購入するときに、
「中袋付きだと思っていたら入っていなかった」
となると、あとから迷ってしまいますよね。
特に初めて準備する場合は、パッケージの「中袋付き」などの表示も確認しておくと安心です。
のし袋の種類で迷ったら「用途」から選ぼう
ここまで読んで、
「種類については分かったけれど、売り場で全部思い出せるかな……」
と感じた方もいるかもしれません。
細かな種類を全部暗記する必要はありません。
実際に選ぶときは、次の順番で確認してみてください。
STEP1|何のために渡すのか確認する
まずは用途です。
結婚祝い、出産祝い、新築祝い、お見舞い、初穂料、弔事など、「何のためのお金なのか」をはっきりさせます。
STEP2|慶事か弔事か確認する
お祝いなのか、お悔やみなのかを確認します。
STEP3|水引の色を確認する
用途に合った色か確認します。
STEP4|水引の結び方を確認する
蝶結びなのか、結び切りなのかなどを見ます。
特に同じ紅白でも用途が変わるため、ここは確認しておきたいポイントです。
STEP5|包む金額とのバランスを見る
水引が豪華かどうかだけでなく、包む金額と袋の格が合っているかを確認します。
STEP6|中袋などの商品仕様を確認する
最後に、中袋の有無などを確認します。
【図4:「のし袋選び6STEP」のフロー図。「用途→慶事・弔事→水引の色→結び方→包む金額→中袋」の順番を矢印でつなぐ。売り場でも思い出しやすいチェックリスト型。】

迷ったときは、
「デザインから選ぶ」のではなく「用途から選ぶ」
と覚えておくと分かりやすいですよ。
のし袋の種類についてよくある質問
蝶結びと結び切りはどう見分ける?
蝶結びは、一般的なリボンのように左右に輪が広がり、ほどいて結び直せる形です。
結び切りは中央で固く結ばれ、簡単にはほどけない形になっています。
ただ、商品によってデザインが工夫されているため、見た目だけでは判断しにくいこともあります。
その場合は、パッケージに書かれた「蝶結び」「結び切り」「婚礼用」などの表示を確認しましょう。
あわじ結びと結び切りは同じ?
あわじ結びは、結び切りの一種として扱われることがあります。
ただし、地域によって慶事での使われ方などに違いがあります。
地域の慣習が関係する場面では確認しておくと安心です。
「のし」が付いていない袋は失礼?
のしが付いていないからといって、必ず失礼になるわけではありません。
弔事では基本的にのしを付けません。
また、お見舞いなどでも、のしを付けない袋が選ばれることがあります。
「のしがあるほど丁寧」というものではないため、用途に合わせて判断しましょう。
水引が印刷されているものでも使える?
用途や包む金額などによっては、印刷タイプが使われることもあります。
水引が印刷されていることだけで失礼かどうかを判断するのではなく、その場面や金額とのバランスを見ることが大切です。
中袋なしでも大丈夫?
中袋なしの商品も販売されています。
そのため、中袋がないから必ず使えないわけではありません。
用途に合わせて商品を選びましょう。
100均ののし袋でも大丈夫?
100円ショップにも、さまざまなのし袋があります。
ただ、「100円だから失礼」「高い袋なら失礼ではない」と価格だけで判断するのは難しいところです。
用途に合った水引なのか、包む金額とのバランスはどうかなども確認する必要があります。
【内部リンク3:100均ののし袋は失礼?使っても大丈夫?】
どの種類を選べばいいか分からないときは?
迷ったときは、自分だけで無理に判断する必要はありません。
文具店や百貨店などで、
「友人の結婚祝いで○円を包みたいです」
「出産祝いに使います」
というように、用途と包む金額を具体的に伝えて相談する方法もあります。
また、地域や宗派による慣習が関係する場合は、身近な詳しい方や関係先へ確認するのもよいでしょう。
まとめ|のし袋は種類を暗記するより用途から選ぼう
のし袋には、さまざまな種類があります。
水引だけでも、
- 蝶結び
- 結び切り
- あわじ結び
などの結び方があり、さらに紅白・金銀・黒白・黄白・双銀など色にも違いがあります。
そのほかにも、のしの有無、水引の本数、中袋の有無、水引が印刷されているかなど、商品によって違いがあります。
ここまで聞くと、
「やっぱり覚えることが多い……」
と思うかもしれません。
でも、大切なのは種類を全部暗記することではありません。
まず、
「何のために渡すのか」
を確認してください。
そこから、
用途
↓
慶事・弔事
↓
水引の色
↓
水引の結び方
↓
包む金額
↓
中袋などの商品仕様
と順番に見ていけば、自分に必要なのし袋をかなり選びやすくなります。
「高いから安心」
「豪華だから丁寧」
「かわいいからこれ」
と見た目や価格だけで決めるのではなく、用途に合っていることを最初に確認するのがポイントです。
地鎮祭で初穂料を準備している方は、のし袋をどこで買えるのか、100均やコンビニでもよいのか、水引は何を選ぶのかまで別の記事で詳しくまとめています。
【関連記事:地鎮祭ののし袋はどこで買う?100均・コンビニなど販売店と選び方を解説】
また、
「100均ののし袋を使うと相手に失礼なのでは?」
と気になっている方は、100均のし袋に絞った記事で詳しく確認できます。
【関連記事:100均ののし袋は失礼?使っても大丈夫?】
のし袋は、値段や豪華さだけで決まるものではありません。
まず用途を確認して、その場面に合った一枚を選んでみてください。

