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大相撲の茶色いちゃんちゃんこ集団は誰?東西会と維持員制度をわかりやすく解説

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豆知識

大相撲中継を見ていると、土俵のすぐ近くに茶色いちゃんちゃんこを着た人たちが座っているのを見かけることがあります。

「いつも同じ場所にいるけれど、あの人たちは誰?」
「一般のお客さんなの?」
「なぜ茶色いちゃんちゃんこを着ているの?」

このように気になったことがある方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、大相撲の大阪場所などで見かける茶色いちゃんちゃんこ集団は、「東西会」と呼ばれる維持員団体の方々です。

東西会は、ただの常連客ではありません。大相撲を長く支えている「維持員」と呼ばれる特別な支援者の団体です。

この記事では、茶色いちゃんちゃんこ集団の正体、東西会の役割、維持員制度、溜席の特権、観戦ルールまで、相撲初心者にもわかりやすく解説します。

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茶色いちゃんちゃんこ集団は「東西会」

大相撲中継で目立つ茶色いちゃんちゃんこ姿の人たちは、主に大阪場所で見られる「東西会」の方々です。

テレビ画面では土俵のすぐ近くに座っているため、取組のたびに自然と映り込みます。そのため、相撲に詳しくない人でも「あの茶色い服の人たちは誰だろう?」と気になりやすい存在です。

ここでは、茶色いちゃんちゃんこ集団の正体や、東西会がどのような団体なのかを順番に見ていきましょう。

茶色いちゃんちゃんこを着ている人たちは誰?

茶色いちゃんちゃんこを着て土俵近くに座っている人たちは、主に「東西会」という団体に所属する維持員の方々です。

維持員とは、日本相撲協会を支援する人たちのことです。一般の観客と同じように相撲を楽しんでいる一面もありますが、立場としては大相撲の維持や発展を支える支援者になります。

特に大阪場所では、茶色いちゃんちゃんこ姿の人たちがまとまって溜席に座っているため、テレビ中継でもかなり目立ちます。

相撲の観客席には、椅子席、マス席、溜席などがあります。その中でも溜席は土俵に最も近い特別な席です。力士が土俵際で倒れ込んでくることもあるほど近いため、迫力がある一方で危険もあります。

そのような特別な場所に座っているため、「有名人なの?」「関係者なの?」と疑問を持たれやすいのです。

ただ、東西会の人たちは芸能人や相撲協会の職員というわけではありません。相撲界を長く支えている維持員であり、いわば大相撲文化を支える応援者です。

東西会とはどんな団体?

東西会とは、大阪場所を中心に活動する維持員団体です。

大相撲には「維持員制度」という仕組みがあります。維持員は日本相撲協会に維持費を納め、相撲の運営や発展を支援する立場です。その維持員の団体のひとつが東西会です。

東西会は、相撲文化の保存や振興に協力してきた歴史ある団体とされています。大阪場所で茶色いちゃんちゃんこ姿の人たちが目立つため、東西会の存在は相撲ファンの間でもよく知られています。

東西会は「大阪場所の名物」のように語られることもあります。力士の取組だけでなく、土俵下の雰囲気や観客席の様子も大相撲の魅力のひとつです。その中で、東西会の茶色いちゃんちゃんこ姿は、大阪場所らしさを感じさせる風景になっています。

ただし、東西会は目立つ服装をしているだけの団体ではありません。大相撲の運営を支え、伝統文化としての相撲を次世代につなぐ役割を担っています。

テレビで見ると「いつも座っている人たち」という印象かもしれませんが、その背景には長年の支援や相撲への深い理解があります。

なぜ茶色いちゃんちゃんこを着ているの?

茶色いちゃんちゃんこを着ている理由は、東西会の会員であることを示すためと考えるとわかりやすいです。

相撲の世界では、服装や所作にも意味があります。茶色いちゃんちゃんこは、東西会の人たちを見分ける象徴のような役割を果たしています。

観客席に同じ色のちゃんちゃんこを着た人たちが並んでいると、テレビ画面でもすぐに目に入ります。そのため、相撲ファンの間では「茶色いちゃんちゃんこの人たち」として認識されやすくなっています。

また、ちゃんちゃんこは和の雰囲気を持つ衣服です。大相撲は日本の伝統文化でもあるため、和の衣服と土俵の雰囲気が自然になじみます。

もちろん、一般の観客が自由に茶色いちゃんちゃんこを着れば東西会になれるというわけではありません。東西会は維持員団体であり、服装はその立場を示すものです。

大相撲中継で茶色いちゃんちゃんこ姿を見かけたら、「この人たちは大阪場所を支える維持員なんだな」と思って見ると、観戦の楽しみが一段深まります。

維持員制度とは?

東西会を理解するには、まず「維持員制度」を知っておく必要があります。

維持員制度とは、日本相撲協会を支援するための制度です。維持員は、相撲を愛し、協会の活動を支え、大相撲の発展に協力する人たちです。

ここでは、維持員制度の目的や種類、東西会以外の団体について解説します。

維持員制度の目的

維持員制度の目的は、大相撲の維持と発展を支えることです。

大相撲は、力士が土俵で取組を行うだけで成り立っているわけではありません。本場所の開催、会場運営、相撲部屋の活動、伝統行事の継承など、さまざまな面で多くの支えが必要です。

維持員は、そうした相撲界全体を長期的に支援する存在です。

一般の観客はチケットを購入して相撲を観戦します。一方で維持員は、維持費という形で相撲協会を支援し、相撲文化を守る側にも立っています。

そのため、維持員は単なる「良い席を持っている人」ではありません。相撲界を後援する立場であり、相撲の伝統や格式を理解したうえで関わる人たちです。

大相撲は長い歴史を持つ日本文化のひとつです。その歴史を守りながら、現代の観客にも親しまれるように続けていくには、こうした支援者の存在が欠かせません。

維持員の種類(普通・特別・団体維持員)

維持員には、主に「普通維持員」「特別維持員」「団体維持員」の種類があります。

普通維持員は、個人または法人として維持員会の承認を受け、維持費を納める人です。一般的に維持員と聞いてイメージされるのは、この普通維持員に近いでしょう。

特別維持員は、長年にわたり日本相撲協会に大きく貢献した人や、相当額の寄付を行った人などが対象になります。大相撲への貢献度が高い人に与えられる特別な立場といえます。

団体維持員は、相撲部屋や力士を後援する団体などが該当します。個人ではなく、団体として相撲界を支援する形です。

ここで重要なのは、維持員は「お金を出せば必ずなれる」という制度ではないことです。

維持員になるには承認が必要です。大相撲への理解や支援の姿勢、信頼性なども大切になります。

相撲は伝統や礼儀を重んじる世界です。そのため、維持員にも相撲文化を尊重する姿勢が求められるのです。

東西会以外にも維持員団体はある?

東西会は大阪場所で知られる維持員団体ですが、維持員団体は大阪だけにあるわけではありません。

大相撲の本場所は、東京、大阪、名古屋、福岡で開催されます。それぞれの地域に維持員の団体があり、各場所を支えています。

代表的には、東京には東京溜会、大阪には東西会、名古屋には名古屋溜会、福岡には福岡溜会があります。

つまり、東西会は全国にある維持員団体のひとつです。

ただし、茶色いちゃんちゃんこ姿が特に目立つのは大阪場所の東西会です。そのため、テレビ中継を見て「茶色いちゃんちゃんこの人たち=東西会」と覚える人が多くなります。

場所ごとに観客席の雰囲気が少しずつ違うのも、大相撲の面白さです。東京場所では両国国技館らしい格式があり、大阪場所では関西らしい熱気があり、名古屋場所や九州場所にもそれぞれの空気があります。

東西会や溜会の存在を知ると、力士だけでなく観客席にも注目して相撲を楽しめるようになります。

維持員の特権とは?

維持員には、大相撲を支援する立場だからこその特権があります。

最もよく知られているのが、土俵近くの溜席で観戦できることです。また、相撲界の行事や活動に関わる機会があるともいわれています。

ここでは、維持員の特権について見ていきましょう。

溜席(砂かぶり席)で観戦できる

維持員の大きな特権は、溜席で観戦できることです。

溜席は、土俵のすぐ近くにある席で、「砂かぶり席」とも呼ばれます。力士が土俵際で激しくぶつかると、砂が飛んでくるほど近いことから、この名前で呼ばれています。

テレビ中継で見ても迫力がありますが、実際に溜席に座ると、力士の息づかい、ぶつかる音、土俵の緊張感を間近で感じられます。

相撲ファンにとっては、一度は座ってみたい憧れの席でしょう。

ただし、溜席はとても特別な席です。一般販売される席もありますが、数は限られています。さらに、維持員席として確保されている席も多いため、誰でも簡単に座れるわけではありません。

溜席は迫力がある一方で、危険もあります。力士が土俵下に落ちてくることがあり、観客が巻き込まれる可能性もあるからです。

そのため、溜席で観戦する人には、ルールやマナーを守ることが強く求められます。

三賞選考など相撲界への関わり

維持員は、相撲界を支援するだけでなく、一定の場面で相撲界の運営に関わることもあります。

その一例として知られているのが、三賞選考への関わりです。

三賞とは、幕内力士の中でも特に活躍した力士に贈られる「殊勲賞」「敢闘賞」「技能賞」のことです。

殊勲賞は横綱や大関を破るなど、特に価値ある勝利を挙げた力士に贈られる賞です。敢闘賞は最後までよく戦った力士、技能賞は技の巧みさが評価された力士に贈られます。

三賞はファンにとっても注目度が高く、場所の最後の楽しみのひとつです。

維持員がこうした選考の場に関わることがあるのは、相撲を長く見続け、競技への理解が深い支援者だからこそです。

もちろん、すべての維持員が常に選考に関わるわけではありません。しかし、維持員が単なる観客ではなく、相撲界を支える立場であることを示す例といえるでしょう。

維持員だけが参加できる行事

維持員には、一般の観客では参加しにくい行事に関わる機会があるともいわれています。

たとえば、相撲協会に関連する催し、親睦の場、力士や親方に関係する行事などです。

大相撲の世界には、本場所の取組以外にも多くの行事があります。断髪式、襲名披露、部屋の行事、後援会の集まりなど、相撲文化を支えるさまざまな場があります。

維持員は相撲協会を支援する立場にあるため、こうした場に近い距離で関われる可能性があります。

ただし、維持員の特典は「豪華なサービスを受けるためのもの」というより、相撲文化を支える立場としての関わりと考える方が自然です。

大相撲を長く応援し、伝統を守る意識を持つ人にとっては、こうした関わりそのものが大きな魅力になります。

維持員になる条件と費用

維持員に興味を持つと、「一般の人でもなれるの?」「費用はいくらかかるの?」という疑問が出てきます。

維持員になるには、一定の条件と費用が必要です。ただし、単純にお金を払えばすぐ入れる制度ではありません。

ここでは、維持員になる条件や費用について解説します。

維持員になるには承認が必要

維持員になるには、維持員会の承認を受ける必要があります。

これは、維持員が大相撲を支える重要な立場だからです。

大相撲は、単なるスポーツイベントではなく、伝統文化としての側面を持っています。土俵上の所作、礼儀、番付、部屋制度、行司や呼出しの役割など、独自の文化が数多くあります。

維持員になる人にも、そうした相撲文化への理解や敬意が求められると考えられます。

そのため、維持員は「良い席で観たいから申し込む」というだけでは難しい場合があります。

相撲界とのつながりや、信頼できる紹介者の存在が必要になることもあるでしょう。

もちろん、具体的な手続きや募集状況は時期や地域によって異なる可能性があります。実際に維持員を目指す場合は、日本相撲協会の公式情報を確認することが大切です。

寄付金はいくら必要?

維持員になるには、維持費として一定の寄付金が必要です。

金額は地区によって異なり、東京と地方場所では差があります。

東京は本場所の開催回数が多いため、地方よりも高額になりやすいとされています。大阪、名古屋、福岡は年1回の開催のため、東京よりは低めに設定される傾向があります。

目安としては、東京では3年間で400万円以上、地方場所では100万円以上の単位になることがあります。

ただし、こうした金額は変更される可能性があります。正確な金額を知りたい場合は、日本相撲協会の公式情報を確認してください。

大切なのは、この費用を「観戦チケット代」として見るのではなく、「相撲協会を支える寄付」として考えることです。

維持員は良い席を得るためだけの制度ではありません。相撲文化を維持し、次の世代へつなぐための支援制度です。

一般の人でも維持員になれる?

一般の人でも、条件を満たせば維持員になれる可能性はあります。

ただし、誰でも簡単になれるわけではありません。

維持員には定員があり、空きが出なければ新たに入ることは難しいと考えられます。また、申し込みには承認が必要です。

さらに、維持費としてまとまった金額も必要になります。

そのため、一般の相撲ファンが「少し興味があるから入ってみよう」と気軽に申し込める制度ではありません。

現実的には、相撲界に深い関心を持ち、長期的に支援したい人向けの制度といえます。

ただ、維持員にならなくても大相撲を楽しむ方法はたくさんあります。一般販売のチケットで観戦する、テレビや配信で応援する、巡業を見に行く、相撲部屋の情報を調べるなど、相撲との関わり方はさまざまです。

維持員はその中でも、特に深く大相撲を支える立場だと考えるとよいでしょう。

維持員席で守るべきルール

維持員席は土俵に近い特別な席です。

そのため、一般席以上に厳しいルールやマナーがあります。これは、土俵進行を妨げないためであり、力士や審判、周囲の観客を守るためでもあります。

ここでは、維持員席で守るべきルールを解説します。

飲食・撮影などの禁止事項

溜席では、飲食や撮影などに制限があります。

土俵のすぐ近くにあるため、飲み物や食べ物をこぼすと危険です。また、カメラ撮影やスマートフォンの使用は、力士の集中や取組の進行を妨げる可能性があります。

特に取組中にスマートフォンを構えたり、身を乗り出して撮影したりすると、周囲の迷惑になるだけでなく、自分自身も危険です。

力士が土俵から落ちてくることもあるため、溜席では常に周囲への注意が必要です。

一般席ではお弁当を食べながら観戦する楽しみもありますが、溜席はそれとは違う特別な場所です。

溜席では、相撲を間近で静かに見守ることが基本になります。

迫力を楽しめる反面、自由度は低い席と考えた方がよいでしょう。

観戦マナーと暗黙のルール

維持員席では、声を出しての応援や勝負判定への批判も控えるべきとされています。

大相撲では、ひいきの力士を応援したくなるものです。しかし、溜席は土俵に非常に近く、力士や審判にも声が届きやすい場所です。

そのため、大声で応援したり、判定に対して不満を言ったりすると、取組の雰囲気を壊してしまいます。

維持員は特定の力士だけを応援する立場ではなく、大相撲全体を支える立場です。そのため、公平な姿勢で観戦することが大切になります。

また、取組中に席を立ったり、タオルを掲げたりする行為も控えるべきです。

テレビで溜席の人たちが静かに座っているように見えるのは、楽しんでいないからではありません。相撲文化を尊重し、ルールを守って観戦しているからです。

土俵際ならではの注意点

溜席は迫力がありますが、危険もあります。

力士は体重100キロを超えることが多く、大きな力でぶつかり合います。土俵際の攻防では、勢い余って土俵下に落ちてくることもあります。

そのため、溜席の観客は常に注意して座る必要があります。

小さな子どもや体力に不安のある人にとっては、必ずしも向いている席とはいえません。

また、座布団の上に座る席であるため、長時間の観戦には体力も必要です。1日中観戦する場合、足腰に負担を感じることもあります。

溜席は「特別で憧れの席」である一方、「安全面とマナーへの意識が求められる席」でもあります。

維持員が落ち着いた態度で観戦しているのは、こうした危険や責任を理解しているからといえるでしょう。

大相撲の茶色いちゃんちゃんこ集団に関するよくある質問

ここからは、茶色いちゃんちゃんこ集団や東西会、維持員に関してよくある疑問をまとめます。

テレビで見て気になった人が知りたいポイントを、簡単に確認していきましょう。

茶色いちゃんちゃんこは大阪場所だけ?

茶色いちゃんちゃんこ姿が特に目立つのは大阪場所です。

大阪場所で活動する東西会の人たちが茶色いちゃんちゃんこを着ているため、テレビ中継でも印象に残りやすくなっています。

一方で、東京、名古屋、福岡にも維持員団体はありますが、同じように茶色いちゃんちゃんこが目立つとは限りません。

そのため、「茶色いちゃんちゃんこ=大阪場所の東西会」と覚えるとわかりやすいでしょう。

ただし、相撲界の慣習や服装は変わる可能性もあります。観戦する時期や場所によって、見え方が違うこともあります。

それでも、大阪場所の土俵近くで茶色いちゃんちゃんこ集団を見かけたら、東西会の人たちである可能性が高いです。

一般客でも溜席に座れる?

一般客でも、溜席に座れる可能性はあります。

ただし、溜席は数が限られており、非常に人気の高い席です。さらに、維持員席として確保されている分もあるため、一般販売で手に入る席は多くありません。

また、溜席には年齢や安全面に関する制限が設けられる場合があります。

土俵に近く、力士が飛び込んでくる危険があるため、誰にでもおすすめできる席ではありません。

一般の相撲観戦なら、まずはマス席や椅子席から楽しむのも良い方法です。会場全体の雰囲気を味わいやすく、飲食を楽しめる席もあります。

溜席は、相撲観戦に慣れてから一度体験してみたい特別な席と考えるとよいでしょう。

東西会とタニマチは同じ?

東西会とタニマチは、似ている部分もありますが、まったく同じ意味ではありません。

タニマチとは、力士や相撲部屋を支援する後援者のことを指す言葉です。食事をごちそうしたり、金銭的に支援したり、生活面で応援したりする存在として知られています。

一方、東西会は大阪場所で活動する維持員団体です。日本相撲協会を支援する制度の中に位置づけられる存在です。

つまり、どちらも相撲界を支える人たちではありますが、支援の形や立場が少し違います。

タニマチは個別の力士や部屋との関係が強い場合があります。維持員は相撲協会や大相撲全体を支える制度的な立場です。

大まかにいうと、タニマチは「力士や部屋を応援する支援者」、東西会などの維持員は「相撲協会を支える支援者」と考えると理解しやすいでしょう。

まとめ

大相撲中継で見かける茶色いちゃんちゃんこ集団は、主に大阪場所で活動する「東西会」の人たちです。

東西会は、大相撲を支える維持員団体のひとつです。一般の観客ではなく、相撲協会を支援し、大相撲の維持や発展に関わる存在です。

維持員制度は、日本相撲協会を支えるための制度で、普通維持員、特別維持員、団体維持員などがあります。

維持員の大きな特権は、土俵近くの溜席で観戦できることです。溜席は砂かぶり席とも呼ばれ、力士の迫力を間近で感じられる特別な席です。

その一方で、飲食や撮影、声を出しての応援などには制限があります。土俵に近いからこそ、安全面やマナーへの意識が求められます。

茶色いちゃんちゃんこ姿の人たちは、ただ目立つために座っているわけではありません。長年にわたって大相撲を支え、伝統文化を守る役割を担っています。

次に大相撲中継を見るときは、力士の取組だけでなく、土俵近くに座る東西会や維持員の姿にも注目してみてください。

大相撲の楽しみ方が、またひとつ広がるはずです。

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